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グラタンドフィノワとワインのマリアージュ

グラタン
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フランスではメインの料理の付け合わせとしてとてもポピュラーなグラタンドフィノワ。じゃがいもに乳製品を加えてオーブンで焼き上げたこの料理には厚みのある白ワイン、ガメイやピノノワールなどの赤ワインがおすすめです。

グラタンドフィノワの基本ワインペアリング

グラタンドフィノワは、じゃがいもに牛乳、バター、チーズが加えられたそれなりにボリュームがある料理なので、肉料理の付け合わせではなく、一品料理として食べても十分満足がいきます。そのためワインのマリアージュも肉に合わせる赤ワインだけでなく、ジャガイモとグラタンの乳脂肪に合わせるコクのある白ワインとのペアリングもおすすめです。またアンチョビやベーコンなどの具材を混ぜ込めば、更にワインの幅が広がります。

グラタンドフィノワとは?

フランスの地方の1つであるドフィネ地方。ローヌ渓谷からアルプスにまたがる山岳地帯で、グラタンドフィノワはこの地方の郷土料理です。ニンニクを塗った耐熱皿に薄くスライスしたジャガイモを並べて牛乳と生クリームを流し込み、オーブンで焼いたポテトグラタン。仕上げにチーズを載せて焼溶かすのが決め手。フランスの家庭料理では、よくメインの肉料理の付け合わせに盛られます。

手軽で美味しいため、家庭でも非常によく作られるため各家庭によってレシピがあると言えますが、「本当のグラタンドフィノワには生クリームもチーズも使わない。ニンニク、バターと牛乳だけで作るのが伝統的なレシピだよ。」と言っていたドフィネ地方出身のシェフもいました。

いずれにしても、じゃがいもと乳製品でクリーミーに仕上がったガーリック風味のポテトグラタンということで、合わせるワインをご紹介していきます。

白ワインとグラタンドフィノワのマリアージュ

ソースのクリーミーさや表面のチーズは、乳酸発酵(※)によるまろやかさや、ほのかに樽香のある、シャルドネなどの少し厚みのある白ワインが合います。
ジャガイモをメインに考えると、とてもシンプルな味わいなので、濃縮した果実味の白ワインにも合います。リースリングやピノグリはジャガイモとの相性がぴったりです。

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※乳酸発酵とは、マロラクティック発酵とも呼ばれるもので、ワインの発酵の過程でワイン中のリンゴ酸が分解されて乳酸になることで、とがっていた酸味がまろやかになります。

赤ワインとグランドフィノワのマリアージュ

またジャガイモのホクホク感には、赤ワインも合います。ベーコンやアンチョビ等を加えて、獣脂も感じられると、より赤ワインがぴったりです。軽すぎず重すぎない、酸味と果実味のバランスのいい中程度のガメイやピノノワールなどの赤ワインがおすすめです。

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グラタンドフィノワは、ホワイトソースを作る必要はなく、手軽にコクのあるお料理に仕上がるので、ワインのおつまみや、お料理の付け合わせにもぴったり。具材を工夫して、色々なマリアージュを試してみてください。

グラタンドフィノワ × ワイン よくある質問

基本の方向性は?
クリームとじゃがいものコクに寄り添う、コート・デュ・ローヌ・ブランなど厚みのある辛口白が基本。
赤を合わせたい場合は?
タンニンが強すぎない繊細な赤(ピノ・ノワール等)を軽く冷やして。ミルキーな要素と喧嘩しにくいです。
避けたいスタイルは?
牛乳由来タンパクと強い渋みは相性が悪く、粉っぽさを感じやすいので強烈なタンニンの赤は控えめに
チーズあり/なしで変わる?
チーズが入るほどコクが増すので、白は厚み寄りに、赤はより繊細路線をキープ。
ハーブや胡椒を利かせるなら?
香りを邪魔しないローヌ系白やアルプス周辺の白が心地よく寄り添います。

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