今では日本でもすっかりお馴染みになったリゾット。具材や加えるチーズ、味付け等で仕上がりが大きく異なるので、合わせるワインもさまざま。代表的な例をご紹介します。
リゾットとは
炒めたお米をブイヨンで煮て、チーズや野菜、魚介類等を加えたイタリアの人気料理、リゾット。お米やチーズの産地である北イタリアが発祥で、今でも北イタリアではリゾットがよく食べられています。
イタリアでは古くから食事にワインはつきもの。基本のリゾットの作り方を覚えて、具材、チーズ、ブイヨンの種類を変えれば、多種多様なリゾットが作れるので、マリアージュのバリエーションも広がります。
野菜とチーズのリゾットとワインのマリアージュ
旨味たっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノを使って、まろやかに仕上げたチーズリゾットは定番です。チーズのこってりさに合わせて、少しコクのあるワインを合わせても、逆に食べ疲れないように爽やかなワインを合わせるのもおすすめです。
具材によっても、アスパラガスやソラマメ等の春~夏野菜なら爽やかなワイン、かぼちゃや根菜、きのこ等の秋~冬野菜なら少しコクのあるワインとのが合うでしょう。
魚介とトマトのリゾットとワインのマリアージュ
あさりやホタテ等の魚介が入ったトマト味のリゾットもはずせません。トマトソースの絡んだ魚介の旨味にはロゼワインがぴったり。白ワインの爽快さと赤ワインのコクを併せ持つロゼワインが旨味を引き立ててくれます。またトマトの風味に合わせて、酸味のある軽めな赤ワインもおすすめです。
いかがでしたか。具材を入れないシンプルなチーズリゾットやハーブリゾット、あるいは、トリュフやポルチーニを使った贅沢なリゾットなど、コツをつかんで、色々なワインを合わせてみましょう。