ごぼうを胡麻油で炒め、醤油やみりんで味付けをした定番の家庭料理きんぴらごぼう。レンコンや人参を加えたり、切り方や盛り付けを工夫すれば、手軽で食べ応えもある、美味しいワインのおつまみになります。
きんぴらごぼうとワインの基本ペアリング
土の香りが漂う根菜の代表であるごぼう、炒める油のコク、醤油やみりんを使った甘辛い味付けなど、基本的には赤ワインと相性の良い料理です。土の香りをヒントにメルローやピノノワール、カベルネフランなどがおすすめです。
白ワインに合わせたい場合は、ごぼうの切り方やたっぷりの胡麻を加えるなどの工夫で合わせやすくなります。
きんぴらごぼうとは
きんぴらの語源は、江戸時代に流行った浄瑠璃の主人公「さかたのきんぴら」から来ていて、彼の強靭さがごぼうの強さに似ていることから生まれたお料理と言われています。その独特の硬い食感は、濃いめの味付けにもよく合い、ごはんにもお酒にもよく合う、昔も今も人気の常備菜です。
きんぴらごぼうと赤ワインのマリアージュ
油によってコクが増し、醤油や味醂の味染みもよく、赤ワインがよく合います。ごぼうの土っぽい香りに合わせると、メルロー、ピノノワール、そしてカベルネフランがおすすめ。カベルネフランの青っぽさは、唐辛子のピリッとした辛味にもマッチします。
¥2,970(税込)
驚くほどフルーティなメルローで日常をちょっと贅沢に
濃厚なカシス、クランベリー、ブルーベリーなどのフルーティな香りが印象的。タンニンの渋みを感じないサラリとしたテクスチャーで、シチュエーションを問わず活躍する親しみやすい赤ワイン
¥5,280(税込)
絹のような舌触り、透明感のあるアルザスのピノノワール
繊細で丁寧に仕上げられたアルザスのピノノワール。カシス、ラベンダー、ブルーベリーのフレッシュな香りに、驚くほどの透明感と絹のような舌触り。柔らかな味わいで、根菜や和食との相性も抜群
¥4,620(税込)
ガメイの特徴が生きるように低温でじっくりと醸造し、無濾過で瓶詰。畑の特徴である花崗岩質由来のミネラル感が楽しめる、熟成タイプのボジョレー。ヌーヴォーだけではない、ガメイの魅力が体感できる1本。
¥4,620(税込)
ポップでモダン。パリのビストロ気分が味わえる赤。サーブル=砂質の畑のカベルネフランを使用。カシスやプラム、紅茶の香りにトマトの茎のニュアンスが複雑に調和。シャープな酸味と丸みのあるテクスチャーが魅力のモダンな赤は気さくかつ満足度の高い1本
きんぴらごぼうと白ワインのマリアージュ
白ワインと合わせるなら、ごぼうを薄いささがきにして、仕上げにたっぷり胡麻を加えましょう。柔らかな食感となるので、同じく柔らかいテクスチャーのまろやかな白ワインが合うでしょう。ほのかな樽の香りも、炒りたての胡麻や、胡麻油の香ばしさにぴったりです。
¥3,300(税込)
マカベオ愛が生んだ、まろやかな口当たりの白
石灰質土壌で育ったマカベオを使用。ピーチやパイン、アカシアなどの爽やかな香り。短期間のシュールリー(澱と共に熟成)による非常にまろやかな口当たりと、酸味のバランスが取れた白ワイン
¥5,500(税込)
ジルベール&ガイヤール2024金賞
2006年正式にオーガニック認証を取得して以来、最高の収穫を達成できた2023年。
若いシャルドネそのものを堪能できるようにステンレスタンクで醸造&熟成。
素顔のシャルドネを存分に楽しめる1本。
いかがでしたか。白いご飯に合わせるだけではもったいない! ぜひワインのおつまみにきんぴらごぼうを作ってみましょう。
きんぴらごぼう × ワイン よくある質問
まず外さない基本は?
軽め赤(渋み控えめ・果実明るい)か辛口ロゼ。土の香り・甘辛・胡麻のコクに素直に寄り添います。
白で合わせるコツは?
ささがきで食感を柔らかくし、仕上げに胡麻をたっぷり。だしを邪魔しないキレのある辛口白、もしくはほんのりボディのある白が◎。
唐辛子を効かせたら?
辛味が上がるほど、果実味のあるロゼや、冷涼感のあるライトレッドが馴染みます。
温度の目安(マヴィ推奨)
赤14–16℃/ロゼ10–12℃/白10–12℃。渋みが立たない温度帯を意識。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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