トマトやきゅうりなど夏野菜が美味しい季節にピッタリのギリシャ風サラダは、フェタチーズやオリーブなどワインが進む一品です。休日のブランチや暑い夜に軽く済ませたい時にも重宝します。
目次
ギリシャ風サラダとワインの基本ペアリング
トマト、きゅうり、たまねぎ、パプリカ、フェタ、ブラックオリーブ、オレガノにたっぷりのオリーブオイルとレモン果汁、そしてにんにく。ギリシャ風サラダに特徴的な味わいをもたらすのは、羊のミルクから作られた塩分が強めで少し酸味のあるフェタというチーズです。
オレガノとオリーブオイルとの相性が抜群で、カットしたフェタにただオリーブオイルを垂らしてオレガノをまぶしたつまみもギリシャでは一般的です。
そんなギリシャ風サラダには、爽やかだけどコクもある地中海沿岸地方の白ワインやロゼワインがよく合います。
ギリシャ風サラダと白ワインのマリアージュ
ジューシーな野菜と存在感のあるフェタやオリーブ。地中海に浮かぶギリシャの料理には、やはり地中海で育った白ワインが一番でしょう。
イタリアのマルケ地方はアドリア海を挟んでギリシャのお向かい。シチリアにもギリシャ時代の遺跡が多く残っています。そしてフランスのプロヴァンス地方はもともとギリシャ人がワイン造りを持ち込んだ土地。ご縁がある土地の白ワイン、爽やかでありつつも力強さもあり、フェタチーズとの相性もピッタリでおすすめです。
微発泡のこんな白もおすすめ
微発泡で爽やかながら飲みごたえもある白ワインも合わせられます。地中海岸から少し内陸産のこんなワインはいかがでしょうか。
ギリシャ風サラダとロゼワインのマリアージュ
オリーブオイルにオレガノ、にんにくの風味にトマトとくればロゼワインが合わないはずがありません。ギリシャ時代のヴィーナス像が出土した畑のプロヴァンスのロゼ、至る所にギリシャ遺跡が残るシチリアのロゼとの相性をぜひ試してください。
ギリシャ風サラダのレシピ
材料(4人分)
- トマト 3〜4個
- きゅうり 2本
- たまねぎ 大1/2個(小さいものなら1個)
- パプリカ 1〜2個
- フェタチーズ 1/2個(塩分が強めなので、好みで加減)
- ブラックオリーブ(できたら水漬けでなく、オイル漬けがおすすめ) 12〜20粒
- オリーブオイル 大さじ2杯
- にんにく 1片
- オレガノ(ドライで可) 小さじ1杯程度
- レモン果汁 1/2個分
- 塩、こしょう
ギリシャ風サラダの作り方
- 野菜はそれぞれ一口大に切ってボールに入れ、混ぜておきます。たまねぎは薄切りにします
- 野菜の上から、フェタチーズを手で崩しながら、もしくはさいの目状に切って野菜の上から散らします
- オリーブも適当に散らします
- 最後にオレガノをたっぷりふりかけます
- オリーブオイルをたっぷりとまわしかけ、続いてレモン汁、塩、胡椒、そして潰すか下ろしたにんにくを加えます
- 食べる直前にすべてを良く混ぜ合わせていただきます
※ピタパンやパリっと焼いたバゲットと一緒にどうぞ。フェタは輸入食材店やスーパーなどで比較的容易に見つけられるチーズですが、塩分が強いので、少し味を見てしょっぱすぎると感じる場合は、水につけて塩抜きした上でお使いください。また、塩はそれを考慮して、加えるようにしてください。
夏野菜が美味しくなったら、材料を混ぜるだけで手軽にできるギリシャ風サラダ。ワインとの相性もよく、休日のランチなどにピッタリのメニューです。食欲がない時にも活躍してくれるのでぜひレパートリーに加えてみてください。