フランスのカフェ、ビストロ、ブラッスリーでは必ず見かけるメニューのサラド ニソワーズ。野菜だけでなく、たんぱく質も炭水化物もこれだけでしっかりとれるニース風サラダは、夏の強い味方。暑い季節あまり食欲がない時にもバランスよく栄養が摂れます。もちろんワインと合わせてランチ、ディナーを軽快に愉しみましょう!
目次
ニース風サラダとワインの基本ペアリング
コートダジュール・プロヴァンス地方名産の料理ですから、まずなんといっても筆頭に上がるのが辛口のロゼ。海の見えるテラスでキリッと冷やしたロゼと共にニース風サラダのランチは最高です。
きゅうりやトマト、レタス、たまねぎといった生野菜のほかに、ツナ、ゆで卵、いんげん、ゆでたじゃがいも、アンチョビなどが加わってしっかりボリュームもあるのがニース風サラダの特徴。暑い日中なら爽やかにプロヴァンスの白や地中海沿岸のイタリア、スペインの白ワインもいいですね。また涼しい部屋で夜にいただくなら、軽めで酸がきれいな赤ワインを軽く冷やして合わせるのもおすすめです。
ニース風サラダとロゼワインのマリアージュ
地元料理には地元のワインを。ワインと料理のマリアージュの鉄則の1つです。さっぱりとした材料からボリュームのある材料まで、オリーブオイルと少量のマスタード、レモン汁のシンプルなドレッシングでまとめたニース風サラダには、さっぱりとした切れ味の中にもさまざまな食材を包み込む包容力のあるプロヴァンスや地中海のロゼワインがなんといっても一番です!
ニース風サラダと白ワインのマリアージュ
特に暑い日中だからさっぱり味わいたい。そんな時はやはり同じくプロヴァンス地方の白ワイン、そしてお隣のイタリアやスペインの白ワインもおすすめです。レモンを絞る感覚で、柑橘を思わせるキリッとした酸味のあるタイプがおすすめです。
ニース風サラダと赤ワインのマリアージュ
赤ワインと合わせるなら、程よく酸味の感じられる軽やかな赤ワインがおすすめです。暑い季節なら軽く冷やして飲むのも良いでしょう。
ニース風サラダのレシピ
材料(4人分)
- トマト 3〜4個
- きゅうり 2本
- 紫たまねぎ 大1/2個(小さいものなら1個)
- レタス 好みで適量
- いんげん 1つかみ程度
- 卵 4個
- じゃがいも 3〜4個
- ツナ 1缶
- アンチョビ 好みで4〜8枚
- ブラックオリーブ お好みで
- オリーブオイル 大さじ2杯
- マスタード 小さじ2杯
- レモン果汁 1/2個分
- 塩、こしょう
ニース風サラダの作り方
- じゃがいも、いんげんは茹でて食べやすい大きさにカットしておきます。卵も茹でて輪切り、もしくは櫛形に切っておきます
- きゅうり、トマトは薄切りもしくは角切りにし、紫たまねぎは薄い輪切りにしておきます
- お皿にちぎったレタス、1、2を盛り付け、さらにツナ、アンチョビ、オリーブを見栄え良く盛り付けます
- オリーブオイル、マスタード、レモン汁、塩こしょうを混ぜ合わせ、ドレッシングを作ります。それぞれの分量はお好みで加減してください
- 食べる直前にドレッシングをかけていただきます
※ナスやズッキーニを焼いたものなどを加えるとさらにボリュームが出ます。じゃがいもも入っているので、パンがなくても十分満足できます。フランス人風に召し上がるなら、バゲットやパンドカンパーニュなどと一緒にどうぞ。
サラダとはいえ、ツナや卵、じゃがいもも加わって、栄養面でもボリュームの面でも一皿で大満足できるニース風サラダ。ドレッシングもシンプルなので、夏の献立に困ったら頼りにしたいメニューの1つです。ロゼを堪能できる料理の1つなので、ぜひお試しください。