日本でもすっかりお馴染みとなった、ちょっと甘酸っぱくてピリ辛味の韓国料理ヤンニョムチキン。ビールが合うのは間違いないですが、スパークリングワインや冷やしたロゼワインとも好相性です。
ヤンニョムチキンとワインの基本ペアリング
揚げたチキンの油分、コチジャンの辛味と旨味、そこに甘さや酸味も加わり、ニンニクも効いたヤンニョムチキンの味付け。その全体をうまく包んでくれるのは、存在感もそれなりにあるスパークリングワインです。油っぽさやパンチの効いた味付けにも良いバランスで寄り添ってくれるでしょう。
また比較的しっかり目のロゼワインもおすすめです。ロゼの程よい酸味が濃い味付けを中和してくれるでしょう。
そしてクラフトビールなら、十分なコクと苦味のあるIPAやどんな料理とも相性の良いブロンドがお勧めです。
スパークリングワインとヤンニョムチキンのマリアージュ
パンチの効いた味付けのヤンニョムチキンには、切れ味に加え、ある程度ボリュームやコクのあるスパークリングワインがおすすめです。ヤンニョムチキンの甘さと辛さに着目して甘い微発泡の赤ワインもどうでしょう。
¥3,300(税込)
スパイスと熟成感が稀少な、食中にもピッタリの泡
蜂蜜に草木、ひのきといったスパイシーな要素と熟成香が心地よく混ざり合う稀少なスプマンテ。きめ細かい泡、バランス良い酸味と苦みが調和し、シャンパーニュを飲み飽きた人にもお勧めの1本
¥4,950(税込)
アルコール度数6%の甘口微発泡赤ワイン。キュートなルビー色が美しく、イチゴやバラのチャーミングで華やかな香りと繊細な泡立ちが特徴的。軽やかで上品な甘みと酸味のバランスが良く、デザートや食前酒に最適
ロゼワインとヤンニョムチキンのマリアージュ
ニンニク、チキン、甘酸っぱい味にも文句なしに合うロゼワイン。ヤンニョムチキンの場合、そこにコチジャンの辛味と旨味が加わります。だから繊細すぎない色も濃いめの力強さも併せ持ったロゼワインがお勧めです。
¥3,520(税込)
シチリアの土着品種「ネロ ダヴォラ」単体で造ったロゼワイン。
甘酸っぱいスモモやアセロラを感じる香りに、しっかりとした酸味。
骨太のボディでお食事にも合わせやすい満足感のある味わい。
クラフトビールとヤンニョムチキンのマリアージュ
まずビールとは間違いのない組み合わせ。特にクラフトビールは一般的なピルスナーに比べて味わい深さや旨味が際立っているため、のどごしの良さが特徴の大手メーカーのビールとのペアリングとは全然違う印象に。コクのあるタイプで試してみて。
ブレッシング IPA ( インディア ペールエール )
瓶内二次発酵で無濾過、加熱しておらず酵母がそのまま入っています。コクがあり、生のホップから産まれた強い香りの華やかなオーガニッククラフトビールです。 詳細はこちら
希望小売価格
1,100円(税込)
ブレッシング ブロンドビール
フランス アルザス地方のブレッシング家が造るオーガニッククラフトビール!味わいはとてもバランスが良く、樹脂のような香りと穏やかな苦みがあり、オイリーな感じも魅力。 詳細はこちら
希望小売価格
1,100円(税込)
そのままビールと合わせてしまいがちなヤンニョムチキンも、ワインと合わせてみるとまた違った発見があります。料理の味付けがしっかりとしているので、合わせるワインやビールもコクのあるものを選びましょう。バランスがグッと良くなりますよ。
ヤンニョムチキン × ワイン よくある質問
基本に合うお酒は?
揚げたチキンの油分と甘酸っぱくピリ辛な味付けには、切れ味に加えてコクのあるスパークリングワインが好相性です。
ビールが合うのはもちろん、冷やしたロゼワインもしっかり目のスタイルならよく合います。
スパークリングはどんなタイプが良い?
ヤンニョムの甘さと辛さに寄り添えるよう、ボリュームやコクを備えた辛口の泡がおすすめです。
もう少し甘さに寄せるなら、やや甘口の微発泡赤という選択肢もあり。
ロゼワインはどんなタイプ?
ニンニクやコチジャンの旨辛に負けないよう、繊細すぎない・色合いも濃いめで力強さのあるロゼを。
ロゼの程よい酸味が濃い味付けを中和してくれます。
クラフトビールなら?
一般的なピルスナーよりもコクと苦味がしっかりあるIPAや、料理を選ばないブロンドが好相性。
ヤンニョムのパンチに負けず、全体のバランスが良くなります。
選ぶときの味付け要素は?
ヤンニョムチキンは油分・辛味(コチジャン)・甘味・酸味・ニンニクが重なる料理。
飲み物は切れ味(酸・泡・苦味)+適度なコクを軸に選ぶと、口中の重さが整います。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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