オーブンにお任せで、切り分けるだけのローストポークは、普段の食卓にもホームパーティにもぴったりのメニュー。ソースや味付けに応じて、白ワイン、ロゼワイン、赤ワインとマリアージュが楽しめます。
ローストポークとワインの基本ペアリング
表面に焼き色をつけ、中は低温でゆっくりと火を通したジューシーなローストポーク。シンプルにハーブや塩胡椒だけで肉の旨みを味わう場合は、しっかりと厚みのあるアルザスのリースリングやピノグリなどが合うでしょう。またロゼワインも豚肉やハーブ、スパイスとの相性もとても良いです。
赤ワインと合わせる場合は、焼き汁としっかり炒めたたまねぎを合わせたり、赤ワインソースや日本の照り焼きのような甘辛いソースやバーベキューソースのようなフルーティでスパイシーなソースで味わうローストポークとの相性が良いでしょう。
白ワインとローストポークのマリアージュ
ゆっくりと火を通し、塩だけで味付けしたシンプルなローストポークは、華やかな香りのする厚みのある白ワインがしっとりジューシーな豚肉と一体感を感じ、よく合います。軽めの白ワインだとワインが負けてしまうので、アルザスの、しっかり果実味のある飲み応えもあるようなワインが相性抜群です。
またローストポークには、少し甘味を持ったソースも合います。その場合は、それと同調させて少し甘味のある白ワインを合せたり、それと相反する少し酸味のあるワインを合わせるのもいいと思います。
ロゼワインとローストポークのマリアージュ
ジューシーなローストポークには、白ワインと赤ワインの良いとこどりのロゼワインも合います。淡いロゼより、濃い色のロゼのほうがタンニンがあるので、ローストポークにはおすすめです。
赤ワインとローストポークのマリアージュ
赤ワインに合わせるなら、スパイシーな味付けのローストポークがおすすめです。酸やタンニンは強すぎず、程よい果実味のワインが合うでしょう。
シンプルなお料理だからこそ、マリアージュの醍醐味を楽しめるローストポーク、ぜひお試しください。