そのままでも、ちょっと手を加えてもおつまみにもってこいの焼き豚。ビールはもちろんのこと、赤・白・ロゼ、どのワインともいい相性なんです。焼豚と合うワインをご紹介します。
焼豚(チャーシュー)とワインの基本ペアリング
脂肪分が豊富な豚バラ肉や肩ロースを塊でじっくりと焼きあげ、醤油などで味付けされた焼き豚。家庭で作るには手間暇がかかりますが、市販でも手軽に手に入ります。もっとも気軽に合わせられるのが、中華とも相性のよいロゼワインです。赤ならミディアムボディ、スパイシーさを感じるようなタイプがお勧めです。白ワインなら飲みごたえのあるしっかりタイプがよいでしょう。
ロゼワインと焼豚のマリアージュ
焼豚そのままでも、少しタレをかけたり、また刻んでネギやごま油などと合わせたお惣菜にしても、ロゼワインならどれも寄り添ってくれます。日本の食卓に幅広く対応できるロゼワインは、中華やエスニックとも好相性。日頃の食卓が和風やアジア系が多い方はぜひロゼワインを常備しておいてください。
¥2,750(税込)
南仏プロヴァンスで、有史以来一度も農薬をまいたことのない畑で造られたすっきりとした辛口のロゼワイン。爽やか摘みたての苺やハーブの香り、ほんのり感じる甘さとフレッシュな酸味のバランス、程よいボリューム感で様々な料理に合う万能選手。
¥3,520(税込)
シチリアの土着品種「ネロ ダヴォラ」単体で造ったロゼワイン。
甘酸っぱいスモモやアセロラを感じる香りに、しっかりとした酸味。
骨太のボディでお食事にも合わせやすい満足感のある味わい。
赤ワインと焼豚のマリアージュ
市販のスーパーなどで手軽に手に入る焼豚はどちらかというとハムに近い感覚で、軽やかなタイプの赤ワインがいいでしょう。一方、自家製で生姜や八角などのスパイスを効かせつつ、じっくりと焼きあげた肉をしっかりと感じられる焼豚には、相応の濃厚さのある赤ワインを合わせたいもの。エスニックに合うツヴァイゲルト、シラーなどがおすすめです。
一般的に入手できる市販の焼豚には少し軽めの赤ワイン
ボジョレー 赤 (熟成タイプ)
ビオディナミ農法のぶどうから造られた軽やかな赤ワインです。熟成によりヌーヴォーよりも落ち着いた仕上がりで、可愛らしい果実感がありながらもガメイの奥行きのある味わいを感じられるオーガニックワインです。 詳細はこちら
希望小売価格
3,245円(税込)
¥4,070(税込)
毎年違う品種と味わい。ユニークな無濾過赤。ブルーベリーやプラム、紫の花の香りにスパイスが加わった、甘酸っぱくジューシーな赤。ヴィンテージによって品種が変わるユニークな無濾過ワインはポップなラベルも魅力的
手作りのしっかり肉を感じる焼豚には中口から中重口の赤ワイン
¥3,960(税込)
フレッシュな果実味と樽熟成が奥深さを加える、エレガントな赤
チェリーやラズベリーのフレッシュな果実香に、樽熟成による紅茶やアーモンドのニュアンスが加わり複雑味を演出。溌剌とした酸味とのバランスも良く、飲み飽きないエレガントな赤ワイン
Loveシラー&カベルネ 赤
シラーとカベルネソーヴィニヨンをブレンド。赤や黒の果実にシナモン、シラー由来のスパイスの香り。果実味とタンニン、酸味のバランスが心地よい1本です。 詳細はこちら
希望小売価格
3,300円(税込)
¥3,960(税込)
シチリア中央部の標高が高い、冷涼な地区で育ったシラーを使用した赤ワイン。
瑞々しい果実味と酸味にきめ細やかなタンニンが溶け合い、驚くフルーティのあるエレガントでしなやかな仕上がり。
白ワインと焼豚のマリアージュ
そのまま食べたり、刻んだザーサイやねぎ、きゅうりなどと和えてサラダ風にしたり。本格的な食事を始める前のアペリティフやおつまみ、晩酌のスタートには白ワインも良い感じに合わせられます。温度は低すぎない方が焼豚の旨みを引き立てます。
¥3,520(税込)
複雑味が魅力の重みのある地中海の白ワイン
洋梨、シナモン、黄色い花の複雑な香りとドライな果実味。地中海ワイン特有のトロンとした口当たりで、豊富な酸味と長い余韻、旨みが魅力の伝統的なスタイルの辛口白
¥4,180(税込)
シチリアの土着品種「グリッロ」を使った辛口タイプの白ワイン。
パイナップルやレモンの果実香にハーブやミネラルのニュアンスも。
しっかりとした果実味とボリュームで、霜降り和牛にも合わせられる秀逸な白ワイン。
クラフトビールと焼豚のマリアージュ
もちろんクラフトビールとの相性は言わずもがな。ブロンドやホワイトがお勧めです。
ブレッシング ブロンドビール
フランス アルザス地方のブレッシング家が造るオーガニッククラフトビール!味わいはとてもバランスが良く、樹脂のような香りと穏やかな苦みがあり、オイリーな感じも魅力。 詳細はこちら
希望小売価格
1,100円(税込)
ブレッシング ホワイトビール 330ml
瓶内二次発酵で無濾過、加熱しておらず酵母がそのまま入っています。明るい小麦色で少し濁りがあり、ボリュームと持続性がある白い泡が特徴華やかなオーガニッククラフトビールです。 詳細はこちら
希望小売価格
1,100円(税込)
チャーハンの具材などとして常備しているご家庭も多い焼豚。ワインと合わせる感覚があまりない食材の1つかもしれませんが、実はロゼ、白、赤とどの種類のワインとも美味しくいただける嬉しいメニュー。ぜひお好みのワインと合わせてみてくださいね。
焼豚(チャーシュー) × ワイン よくある質問
まず何を合わせればいい?(基本)
中華とも相性がよいロゼワインがまず安心。
赤はミディアムボディでスパイス感のあるタイプ、白は飲みごたえのあるしっかりめが目安です。
市販の焼豚と自家製で、赤ワインは変える?
スーパー等の市販品(ハムに近い感覚)は軽やかな赤。
自家製でスパイスを効かせた”肉感”強めなら中口〜中重口の赤(例:ツヴァイゲルト、シラー)を。
ロゼはどんな食べ方に合う?
そのままはもちろん、少しタレをかける/刻んでネギやごま油と和える等でもロゼが寄り添います。
和風〜中華・エスニックまで幅広く対応。
白ワインはどんな場面で? 温度は?
アペリティフやサラダ風(ザーサイ・ねぎ・きゅうり等を和える)に好相性。
冷やしすぎない温度の方が焼豚の旨みが立ちます。
ビールなら?
ブロンドやホワイトのクラフトビールが好相性(強すぎる苦味は不要)。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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