スイカとワイン?びっくりしないでください。スイカとスパークリングワインの組み合わせは最高にスカッと爽やか、夏にぴったりの組み合わせなのです。
夏はスイカ
夏の果物といえばスイカ。灼熱の太陽の下、むしゃぶりついて渇きを癒すとか、スイカのジュースをマラソンランナーの水分補給にするとか、とにかく水分が多くて、もうそれだけで十分、ワインを合わせるイメージはないかもしれません。
でも待ってください。海外の高級ホテルで朝食バイキングをとる際、夏場にはカットしたスイカがよく並んでいます。そして飲み物コーナーにはスパークリングワインが装飾のように置いてあります。せわしなく動きたい日本人には朝からそんなものを飲んでゆっくりするなんて、とても想像できかねるのですが、バカンス(=空白)の時間を満喫するヨーロッパ人達は、ゆったりとフルートグラスの泡を楽しんでいます。
アルコールの分解には大量の水が必要です。朝食でスパークリングワインを楽しみたいなら、ぜひスイカで水分をたっぷりと摂りましょう。
スイカとスパークリングワインの基本的なマリアージュ
スイカの甘みに濁りはありませんから、合わせるワインは、シャンパンのようにコクの強い物よりも、スッキリとした飲み口のカヴァやスプマンテなどがおすすめです。
¥3,630(税込)
気軽にリッチな味わい。食中も楽しめる優等生カヴァ
11ヶ月の瓶内熟成。リンゴ、ナシ、スパイスなどのグルメなアロマ。コクを感じさせる酸とほろ苦さがマッチし、切れの良いミネラル感とキメ細かい泡が食欲を増進させてくれるスパークリング
¥3,300(税込)
スパイスと熟成感が稀少な、食中にもピッタリの泡
蜂蜜に草木、ひのきといったスパイシーな要素と熟成香が心地よく混ざり合う稀少なスプマンテ。きめ細かい泡、バランス良い酸味と苦みが調和し、シャンパーニュを飲み飽きた人にもお勧めの1本
¥4,620(税込)
軽やかさと飲み応えを両立した、上質な辛口プロセッコ
カモミールやオレンジの花、洋梨、林檎のフレッシュなアロマ。きめ細やかな泡はクリーミーな口当たりで、ドライながらバランスと奥行きのある仕上がり。イタリアワイン好きにお勧めのスパークリング
スイカベースのマチェドニアとスパークリングワインのマリアージュ
スイカだけでなくメロン、桃、サクランボ、パイナップル、リンゴ、ナシなどを一緒に盛り込んだフルーツカクテルサラダ「マチェドニア」の場合、いろいろな果汁の味が加わり、糖分も増すので、カヴァやスプマンテだけでなく、もっとコクのあるシャンパンや甘口スパークリングワインとのペアリングも楽しめます。
¥17,930(税込)
シャルドネ100%。複雑で繊細な極上のブラン・ド・ブラン。シャルドネの出来が突出した年のみ醸される貴重なブラン・ド・ブラン。キャラメルやナッツ、蜂蜜、柑橘の複雑な香りと強いミネラル感。繊細さと力強さを兼ね備えた極上のシャンパーニュ
¥6,380(税込)
アルコール7%。自然な甘みが染みわたる古代製法の微発泡。強烈なマスカットの香りにりんご、バラ、ミネラル等の複雑でエレガントなアロマ。古代製法で造られたアルコール低めの微発泡やや甘口は上品の極み。ソフトな酸味と自然な甘みが調和した美しい一本
サラダで楽しむスイカとワインのマリアージュ
ひと口大に切ったスイカに羊乳から作られるギリシャのチーズ、フェタをほぐし、刻んだミントとオリーブオイルをひと回しかけて和えれば夏にぴったりの爽やかな前菜のサラダができあがり。フェタの塩気とコクによってちょっと濃厚な白ワイン、ロゼワインとの相性がグッと良くなります。
スイカとフェタのサラダと白ワインのマリアージュ
¥3,245(税込)
マルケ州の土着品種「パッセリーナ」を使った白ワイン。
青りんごやグレープフルーツの香りにシナモンやローズマリーなどのスパイシーなアロマも。
まっすぐで力強い酸味と凝縮感のある果実味にほのかな苦みがアクセントの
フルボディの仕上がり。
¥3,520(税込)
複雑味が魅力の重みのある地中海の白ワイン
洋梨、シナモン、黄色い花の複雑な香りとドライな果実味。地中海ワイン特有のトロンとした口当たりで、豊富な酸味と長い余韻、旨みが魅力の伝統的なスタイルの辛口白
スイカとフェタのサラダとロゼワインのマリアージュ
¥3,630(税込)
南仏プロヴァンスで造られた、セザンヌの色彩が似合うロゼワイン。質の高いフレッシュなアロマ、綺麗な酸、なめらかで長い余韻。一切の無駄がなく洗練された味わいは、まるで一編の素敵な物語を読んだ後のような心地に。
地球温暖化で猛暑日と熱帯夜が増えてきました。熱中症にはくれぐれも気を付けて、スイカとスパークリングワイン、白ワイン、ロゼワインのペアリングを楽しんでください。
シャンパンストッパー
スパークリングワインは泡が命。栓を開けておくと炭酸ガスが抜けて泡が消えてしまいます。シャンパンストッパーを使えば、翌日も美味しく泡を保てます。
スイカ × ワイン よくある質問
基本の方向性は?
みずみずしい甘味と清涼感に、爽やかな辛口ロゼが基本。果実の瑞々しさを壊さず、塩を添えると一層馴染みます。
もっと軽快に飲みたいときは?
軽やかなスパークリングで清涼感をプラス。泡のリフトで口中がリセットされ、甘味がだれません。
香りを活かすなら?
ハーブや柑橘のニュアンスがあるアロマ白も選択肢。スイカの青さと干渉しない、ピュアでクリーンなスタイルが◎。
温度の目安(マヴィ推奨)
ロゼ/泡は10–12℃目安。冷やしすぎず、香りと甘味のバランスを保つのがコツ。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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