薄切りにされた羊肉を野菜とともに専用の鍋でジュージュー焼いてほおばるジンギスカン。ビールはもちろんのこと、ワインとの相性もいいんです。
ジンギスカンとワインの基本ペアリング
醤油ベースのタレは果物や玉ねぎの甘みも加わるため、おすすめは果実味豊富な赤ワイン。バーベキューをイメージして、気楽にするする飲める若めのものがよく合うでしょう。
こってりした感じをリセットしつつ食べ進めたい時は、少し冷やしたロゼもエンドレスで愉しめます。
ジンギスカンとは|もっと詳しく
マトン(生後1年以上の羊肉)やラム(1年未満)の薄切りの肉をタレで漬け込む、もしくはそのままジンギスカン鍋で野菜とともに焼いて食べる、いわば羊肉の焼き肉がジンギスカン。
漬け込むことによって、羊肉特有のにおいが抑えられるため、羊肉が苦手な人でもジンギスカンは問題なく食べられる人も多いようです。
後からタレをかける場合も、漬け込む場合もタレは醤油ベースが基本です。醤油に生姜、玉ねぎやリンゴをすりおろしたものなどをベースに、あとはお店や各家庭によってニンニクや各種香辛料などが加えられます。
羊肉は100gあたりのカロリーが鶏肉と同等、かつエネルギー燃焼に役立つカルニチンというアミノ酸が一般に食される肉類の中でもっとも豊富に含まれているため、ダイエットの味方とも言われており、おいしく羊肉を食せるジンギスカンも男女問わず人気です。
赤ワインとジンギスカンのマリアージュ
¥3,520(税込)
小さな赤い果実とスミレの花の香りに、ソフトな酸味とマイルドなタンニン。
最後まで感じるしっかりとした果実味。
シチリアの土着品種「ネロ ダヴォラ」の魅力が光る、太陽の恵みが詰まったフルーティな赤ワイン。
¥4,070(税込)
毎年違う品種と味わい。ユニークな無濾過赤。ブルーベリーやプラム、紫の花の香りにスパイスが加わった、甘酸っぱくジューシーな赤。ヴィンテージによって品種が変わるユニークな無濾過ワインはポップなラベルも魅力的
¥2,310(税込)
絶妙な樽使い。まろやかで飲み疲れない高コスパ赤
ハンガリーオークで熟成。ベリーやスミレ、カカオやチョコレートなどのグルメなアロマ。酸味が控えめで口当たりがまろやか。樽由来の甘いニュアンスが調和した秀逸な赤ワイン
辛口赤の微発泡のこちらは、まさにバーベキューやジンギスカンにうってつけ。
¥4,620(税込)
ラズベリージャムやスミレの瑞々しい果実のアロマが泡と共に立ち上る微発泡赤は元気の出る美味しさ。きめ細かな泡と溌剌とした酸味、ソフトなタンニンが絶妙なバランスのフレッシュで飲みやすい中口の赤ワイン。
仲間とワイワイ楽しむ場合は、1リットルボトルがリーズナブルで嬉しい。
ロゼワインとジンギスカンのマリアージュ
¥2,750(税込)
南仏プロヴァンスで、有史以来一度も農薬をまいたことのない畑で造られたすっきりとした辛口のロゼワイン。爽やか摘みたての苺やハーブの香り、ほんのり感じる甘さとフレッシュな酸味のバランス、程よいボリューム感で様々な料理に合う万能選手。
¥3,520(税込)
シチリアの土着品種「ネロ ダヴォラ」単体で造ったロゼワイン。
甘酸っぱいスモモやアセロラを感じる香りに、しっかりとした酸味。
骨太のボディでお食事にも合わせやすい満足感のある味わい。
クラフトビールとジンギスカンのマリアージュ
もちろんジンギスカンと言えばビール!通常は喉ごしのさっぱりした日本の一般的なビールを選ばれると思います。
でも時にはこんなクラフトビールを合わせてみるのはどうでしょう?ビールの力強さが味わえるクラフトビールなら、お肉やタレの旨みや深さに寄り添い、さらに増幅してくれる喜びがあります。
ブレッシング ブロンドビール
フランス アルザス地方のブレッシング家が造るオーガニッククラフトビール!味わいはとてもバランスが良く、樹脂のような香りと穏やかな苦みがあり、オイリーな感じも魅力。 詳細はこちら
希望小売価格
1,100円(税込)
スパークリングワインとジンギスカンのマリアージュ
ビールより、同じ泡ならスパークリングワインと合わせたいという方、もちろんです!軽やかに楽しめるカヴァやスプマンテはいかがでしょう。
¥4,400(税込)
カヴァより上を目指した新組織「コルピナット」。地場品種使用と長期熟成を基盤に、カタルーニャ地方の最高品質を目指す。
長い熟成期間を経た複雑な味わいとまろやかな口当たりに、凝縮した果実味と細やかな泡が楽しめる満足度の高いスパークリング。
¥3,300(税込)
スパイスと熟成感が稀少な、食中にもピッタリの泡
蜂蜜に草木、ひのきといったスパイシーな要素と熟成香が心地よく混ざり合う稀少なスプマンテ。きめ細かい泡、バランス良い酸味と苦みが調和し、シャンパーニュを飲み飽きた人にもお勧めの1本
ヘルシーなお肉としても注目度が高い羊肉を、気楽な焼き肉というスタイルで楽しめるジンギスカン。タレと肉汁を吸った野菜もおいしくたくさん食べられて人気を集めています。
そんなジンギスカンには気楽にスルスル飲める果実味のある赤ワインを筆頭に、さっぱり味わいたい時はロゼワインやスパークリングもお勧めです。
鉄板のビールでは、ぜひ味わい深いクラフトビールを合わせて旨みが深まる体験をしてみてくださいね。
ジンギスカン × ワイン よくある質問
基本の方向性は?
醤油ベースの甘辛ダレ×羊の旨みには、果実味のある若めの赤がまず外しにくい基本線です。
さっぱり楽しみたい日は辛口ロゼも◎。
タレの甘み(玉ねぎ・リンゴなど)には何が合う?
フルーティな赤が甘みと旨みを素直に受け止めます。渋みが強すぎる重厚赤より、するする飲めるタイプが相性良好。
ロゼはどんな役割?
油のコクを軽やかにリセット。辛口ロゼならエンドレスに楽しめます(本文の推し:南仏ヴァールや、骨太系ロザートなど)。
スパークリングはあり?
もちろん。泡好きならカヴァ/スプマンテ(辛口)で軽快に。肉と野菜をバランスよくまとめます。
微発泡の赤は合う?
合います。BBQやジンギスカン向きの辛口・微発泡赤は果実味と軽快さの両立で、甘辛ダレとも好相性。
大人数でワイワイ飲むなら?
コスパのよい1Lボトルが便利。つぎ足しやすくペースを崩しません。
ビール派への提案は?
ブロンド系のクラフトビールは、タレの旨みと脂を心地よく受け止めて味わいを底上げします。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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