様々な食材を一口サイズで楽しめる串カツ(串揚げ)。長期熟成のスパークリングワインやふくよかな白ワインを筆頭にロゼや赤ワインも愉しめます!
目次
串カツ(串揚げ)とワインの基本ペアリング
串カツ(串揚げ)には、幅広い食材に対応し、さらに揚げ物の油分をいい感じで包み込んでくれる長期熟成のスパークリングワインやふくよかな白ワインがお勧めです。
もちろん、食材に応じてロゼワインや赤ワインも愉しめます。串カツ屋さんのこってりしたソースや、お肉を中心の串カツ(串揚げ)なら赤ワインもお勧めですし、エビやタコ、アスパラベーコンなどといった食材にはロゼワインもグイグイ進むでしょう。
串カツ(串揚げ)とは|もっと詳しく
肉、魚介、野菜、きのこ、チーズ、うずら卵、ウインナー、紅生姜、etc…様々な具材をひと口サイズに整えて、串に刺し、衣をつけて、フライにした料理のこと。専門店の中には「ストップ」というまで、何十種類もの工夫を凝らした串が次々と出てくるお店もあります。
元々関西で親しまれていた串カツが、関東に行った段階で串揚げと呼ばれるようになったとも言われており、同じ料理ですが、一般的に関西では串カツ、関東では串揚げと呼ばれることが多いようです。
スパークリングワインと串カツ(串揚げ)のマリアージュ
揚げ物の油分とスパークリングワインは鉄板の相性。しっかりしたトラディショナル製法のクレマン、カヴァ、シャンパーニュがおすすめです。
白ワインと串カツ(串揚げ)のマリアージュ
串カツの重みには、若い酸味が勝つ白ワインよりも、酸味があるもののまろやかな味わいを感じるバランスの取れた白ワインがよく合います。特にアルザス、ドイツ、オーストリアのしっかりとした白ワインは、豚肉との相性が抜群です。
オーストリア
ロゼワインと串カツ(串揚げ)のマリアージュ
さまざまな具材と合わせるならば、魚介から野菜、肉まで幅広くカバーできる辛口ロゼワインがおすすめです。酸がクッキリしているロゼワインは、衣の油脂もさっぱりと切ってくれて、いくらでも食べれてしまいます。
赤ワインと串カツ(串揚げ)のマリアージュ
お肉中心の串揚げには赤ワインも合わせられます。果実味がしっかりとした地中海地方のワインならばこってりとしたソースとの相性もいいのでおすすめです。。
お肉や魚介、野菜とさまざまな食材をサクッとしたフライにして食べる串カツ(串揚げ)。
昔からお酒のあてとして親しまれてきたこの料理をワインと合わせるときの目安は、幅広いメニューに合わせるか、食材をある程度絞って合わせるかです。あるいは飲みたいワインに応じて、揚げてもらう食材をチョイスするのもいいですね。
お任せコースの際には、ぜひしっかり目のスパークリングワインかふくよかな白ワインで試してみてくださいね。
お店だけではなく、ご自宅でも卓上で具材を串にさして並べ、各自が衣をつけて揚げながら食べる串カツパーティも楽しいもの。熱々を頬張れるのでお勧めです。ワインを何種類か並べて具材ごとに合わせてみると、相性の違いがよくわかってくるので、ぜひお試しください。