たっぷりの具材と香ばしい麺が美味しい焼きそば。誰でも手軽に作れる一品なので、家でもアウトドアでも重宝します。いろいろなワインとの相性が手軽に楽しめる料理です。
中華だけではない焼きそば
起源は中国ですが、世界各地で独自に進化した焼きそばが沢山あります。日本にも、個性派揃いのご当地ものをはじめ様々な焼きそばがあり、楽しまれています。それだけいろいろなワインとのペアリングを試せます。
ワインを気軽に家飲みしたい時にもさっと作れるので、色々なレシピを知っておくとマリアージュの幅が広がります。
ソース焼きそばとワインのマリアージュ
焼きそばと言えばソース、という方は多いでしょう。ソースの原料には果物や野菜、スパイスが沢山使われていて、赤ワインの要素に似ているので、赤ワインと相性抜群です。酸と果実味のバランスがいい赤ワイン、特に、スパイシーさもあるシラー主体のワインはいかがでしょうか。
もっと気軽に楽しみたいときは、スパークリングワインや赤の微発泡もおすすめです。
塩焼きそばとワインのマリアージュ
ヘルシーで食べやすい塩焼きそばには白ワインがおすすめ。具材をシーフードにすれば、柑橘系やミネラル感のある白ワインがぴったりです。キュっとレモンを絞ったようなハーモニーを楽しめます。
中華風あんかけ焼きそばとワインのマリアージュ
お醤油やオイスターソース風味のあんかけ焼きそばには、ピノノワールはいかがでしょうか。程よい酸と柔らかいタンニンが、お醤油やオイスターソースと相性がよく、具材の旨味をぐっと引き立ててくれます。ちょっと贅沢な焼きそばのマリアージュです!
エスニック風焼きそばとワインのマリアージュ
エスニック風焼きそばと言えば、タイのパッタイやインドネシアのミーゴレンが有名。甘辛なスパイシーさが特徴で、具材はエビや豚肉が人気。エスニック料理の持つ甘味と酸味と辛味の複雑味は、ワインと相性抜群です。
おすすめは、ロワールのシュナンブランやアルザスのゲヴェルツトラミネール。どちらも辛口ですが、果実味から来る優しい甘味がぴったりで、酸やミネラルもしっかりあるのでエビにも合います。特にゲヴェルツトラミネールのスパイシーな味わいはエスニック料理の旨みを一層深くしてくれるので、ベストマリアージュです!
いかがでしたか。焼きそばのバリエーションは無限大! 麺や具材にこだわったり、調味料やスパイスを工夫したり、色々なアレンジでマリアージュを楽しんでください。