鶏肉を赤ワインで煮込むブルゴーニュの伝統料理コック・オ・ヴァン。上品な赤ワインと合わせて鶏肉をいつもと違うご馳走に仕立ててみませんか?
コック・オ・ヴァンとワインの基本ペアリング
コックとは雄鶏のこと。雌鶏よりも肉質の硬い雄鶏を使って赤ワインで煮込んだコック・オ・ヴァンには、当然合わせるのは赤ワインです。ブルゴーニュが発祥ということもあり、繊細で鶏肉とも相性が抜群のブルゴーニュの赤が筆頭ですが、違う地方のピノノワールやガメイなどもおすすめです。
コック・オ・ヴァンとは|もっと詳しく
フランス語で「雄鶏の赤ワイン煮込み」を意味するコック・オ・ヴァン。ブルゴーニュ地方で生まれた料理で、元来は雌鶏よりも肉質が硬く、味の特徴も強めである雄鶏を美味しく食べるために赤ワインを使ってじっくり煮込んだことに端を発します。
日本で作る場合、手に入るならいわゆる若鶏ではない、親鳥を使うと本来の味に近くなるでしょう。もしくは、しっかりと運動して育てられた平飼いや地鶏の骨付きもも肉などがおすすめです。
付け合わせには、マッシュルームや小玉ねぎ(ペコロス)、にんじんにソースが絡みやすい平たいパスタやマッシュポテトが添えられることが多いです。
作り方は難しくない上に、日頃の食卓でお馴染みの鶏肉がよそ行きの風貌になり、ご馳走となって食卓を彩ります。ワインとの相性もとてもよく、クリスマスやパーティのお料理としてもおすすめの一品です。
コック・オ・ヴァンと赤ワインのマリアージュ
ベストチョイスはブルゴーニュのピノノワールですが、ブルゴーニュではない産地のピノノワールやガメイ、サンジョヴェーゼなどもよく合います。可能な限り、飲むワインと同じワインを使って煮込めば、間違いなくピッタリ合います。
ご馳走気分を味わうなら
豪華な時間を演出するなら
ブルゴーニュ以外の選択肢も
フランスはブルゴーニュ地方の伝統料理であるコックオヴァンは、フランスの家庭でも手軽に作られるメニューの1つです。手軽に作れるのでレパートリーの1つに加えれば、ワインとのマリアージュも楽しくなりますよ。