カリッと揚がった衣、箸を入れれば溢れ出す肉汁。家で作るのは少し手間がかかるけれど大人も子供も大好きなメンチカツ。そのままソースなしでも、ウスターソースやトマトソースを添えても、ワインとの相性は抜群です。
目次
メンチカツとワインの基本ペアリング
メンチカツの食べ方として、元々の肉だねにつけられた塩胡椒の味わいそのままに食べるパターン。そして、市販のウスターソースやとんかつソースなどをかけるパターン、さらにイタリアンな形でトマトソースで味わうパターンもあるでしょう。
肉の味わいを生かしてそのまま食べる場合は、ミディアムボディの赤ワインがおすすめです。肉の旨みを引き立ててくれます。また豚肉の割合が多い場合などは、しっかりと厚みのあるアルザスの白ワインなども良いでしょう。ウスターソースやとんかつソースなどをかける場合、ソースに少し甘味が加わるため果実味のある赤ワインが狙い目です。またトマトソースで味わう場合、トマトの酸味もあるので、軽やかでさっぱりとした赤ワインがおすすめです。この場合は、暑い季節などであればロゼワインも良いでしょう。
シンプルにメンチカツそのもので味わうマリアージュ
溢れる肉汁とサクッとした衣。肉のおいしさをそのまま楽しむ大人の食卓では、果実味と酸味、渋みのバランスも良いミディアムボディの赤ワインがおすすめです。また、肉だねが豚肉を中心とする場合などはしっかりとした厚みのあるアルザスの白ワインも好相性。
果実味と酸味、渋みのバランスも良いミディアム〜フルボディの赤ワイン
豚肉主流のメンチカツならぽってりとした白ワインも
ウスターソースやとんかつソースで味わうメンチカツのマリアージュ
日常の食卓なら、ウスターソースやとんかつソースで味わう方も多いでしょう。これらのソースには甘味が加わるため、合わせるワインも果実味が豊富な赤ワインがぴったりです。
トマトソースで味わうメンチカツのマリアージュ
ちょっと特別な食卓なら、自家製のトマトソースを添えて美しいプレートを演出するのもいいですね。トマトソースはオレガノなどのハーブやトマト特有の酸味でメンチカツの濃厚さを和らげてくれる役割も果たします。ワインを合わせるなら、軽やかで酸味のある赤ワインや、夏場ならロゼワインも狙い目です。
クラフトビールとメンチカツのマリアージュ
メンチカツとクラフトビール、合わないはずがありません。キリッと苦味の効いたIPAは最高の組み合わせ。
年中楽しめるお惣菜の1つメンチカツ。白いご飯のお供としてはもちろん、ワインやビールともとても良い相性です。どんなソースを合わせるのか、あるいはソースなしで味わうのかで合わせるワインを工夫してみるとより美味しさが引き立ちますよ!