寒い季節になったら思わず頭に浮かべるグツグツとしたスープに浮かぶチーズたっぷりのバゲット。ワインを入れて作るオニオングラタンスープはもちろんワインとの相性間違いなしです。
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オニオングラタンスープとワインの基本ペアリング
飴色になるまで炒めたたまねぎ、途中で加える赤ワイン、そして最後にはたっぷりのチーズ…ということで、原則はミディアムボディの赤ワインがお勧めです。ですが加えるワインを白ワインにしたり、ベースのスープをビーフベースやチキンベースのブイヨンではなく、シンプルにたまねぎとバターの旨みだけ、あるいは野菜のブイヨンを加えて仕上げる場合などは厚みのある白ワインもお勧めです。また味わい深いクラフトビールなら、どちらのパターンとも良い相性です。
赤ワインとオニオングラタンスープのマリアージュ
伝統的なオニオングラタンスープには、自分の好みに合ったミディアムボディの赤ワインが一番。酸味で口の中をさっぱりさせるパターンと穏やかな酸味で濃厚さを満喫するパターン。お好みに合わせて選んでください。
程よい酸味が濃厚なスープをさっぱりさせてくれる赤ワイン
力強さがスープの濃厚さとマッチする赤ワイン
白ワインとオニオングラタンスープのマリアージュ
同じキャラメリゼしたたまねぎから作るオニオングラタンスープでも、白ワインを加え水や野菜のブイヨンで仕上げれば味わいは穏やかに。バゲットとチーズを乗せてオーブンで焼くのは同じで、それなりのボリュームも加わるのでワインとの相性はやはり良いのです。少し優しい味わいのこのパターンには、酸味が穏やかで少しとろっとした厚みのある白ワインを合わせてみましょう。
クラフトビールとオニオングラタンスープのマリアージュ
濃厚なオニオングラタンスープには、しっかりとした味わいのクラフトビールも良い相性。アンバーやブロンドがお勧めです。
甘味が出るまでしっかり炒めたたまねぎとバターから出る旨み、そして仕上げのパンとたっぷりのチーズが食欲をそそるオニオングラタンスープは冬の食卓に何度も登場させたい献立の1つ。ぜひ好みのワインやビールとともにお愉しみください。