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すき焼きとワインのマリアージュ

すき焼き
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日本を代表する料理の1つすき焼き。牛肉と野菜、甘辛い味付けはまさに和食そのものですが、赤ワインとの相性が抜群なんです。

すき焼きとワインの基本ペアリング

和食を代表するメニューとして、海外でも有名なすき焼きは、牛肉と醤油や砂糖の味わいから、赤ワインとの相性が抜群。肉の種類や味付けの仕方によって、同じ赤でもよりピッタリくるものがあります。

また、シャンパーニュのようにしっかりと骨のあるスパークリングワインも特にお祝いなどの席には良いでしょう。

関東と関西で違うすき焼きの作り方

牛肉や野菜を醤油、砂糖、日本酒等で作る割り下で煮込んだお鍋料理、すき焼き。
関東では割り下と具材を煮立てた中にお肉を入れますが、関西ではまず牛脂で肉を焼き、そこに砂糖と醤油を加えて特有の濃い香りが生まれたところに酒や水を加えて割り下を作り、野菜や追加の肉を煮るので、「鍋」ではなくて「焼き」の文字が使われています。

実はこの濃い香りは「メイラード反応香」、アミノ酸(牛肉と醤油)と糖を加熱したことで化学反応を起こして生まれるフレーバーで、肉をローストした時と同じ香りなので、赤ワインが飲みたくなります。
市販の「割り下」の多くにはこの香り成分が加えられているので、関西風に作らなくても赤ワインと合います。

赤ワインとすき焼きのマリアージュ

すき焼きと非常に相性のいい赤ワインも、タイプによって少し合わせ方が変わってきます。

カベルネソーヴィニョン

赤ワインの代名詞カベルネソーヴィニョンは重口で渋味が強いのが特徴。赤身肉の関西風すき焼きには特によく合います。

¥4,565(税込)
「本来のボルドー」を体感。古き良き伝統の重口赤ワイン 13世紀建立の古城で造られる、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の伝統的なボルドー赤 。熟成の落ち着いた香りと瑞々しい果実味 、柔らかくまろやかなタンニンが調和した上質で風格のある逸品

ピノノワール

軽やかな口当たりのピノノワールは、霜降り肉のすき焼きによく合います。
また熟成したピノノワールには醤油や出汁のような風味があり、すき焼きの割り下とも馴染みます。

¥5,280(税込)
絹のような舌触り、透明感のあるアルザスのピノノワール 繊細で丁寧に仕上げられたアルザスのピノノワール。カシス、ラベンダー、ブルーベリーのフレッシュな香りに、驚くほどの透明感と絹のような舌触り。柔らかな味わいで、根菜や和食との相性も抜群

シラー

シラーはしっかりした果実味の中にスパイシーさを持っていて、どちらかというと関西風すき焼きで、赤身肉の旨味と割り下の甘辛さにぴったり同調します。

¥3,960(税込)
シチリア中央部の標高が高い、冷涼な地区で育ったシラーを使用した赤ワイン。 瑞々しい果実味と酸味にきめ細やかなタンニンが溶け合い、驚くフルーティのあるエレガントでしなやかな仕上がり。

地中海の果実味あふれる赤ワイン

太陽いっぱいのイタリア、スペインの赤ワインは糖分とアルコール分が高くフルーティーさが特徴。そのほのかな甘みがすき焼きの甘味にぴったり。もちろん甘さだけではなく、程よく酸のあるもののほうが、お肉の脂に溶け込んでマッチします。

¥3,520(税込)
SO2無添加への挑戦が生んだ、クリーンな赤ワイン SO2無添加で造られた、ムールヴェードル主体の赤。熟した果実とバルサミコのアロマが複雑に香り、アルコールを感じさせない滑らかさで極めてドライな仕上がり
¥3,520(税込)
溢れるアロマ。エレガントで複雑味を楽しめる重口赤 樽内マロラクティック発酵と6ヶ月熟成。バルサミコや干しぶどう、バニラなど溢れ出すアロマ。酸味、甘味、苦味のバランスが秀逸で、滑らかな舌触り。品種と樽の良さが調和した逸品

赤ワインのマリアージュを堪能したら、他のタイプのワインにも合わせてみましょう!

スパークリングとすき焼きのマリアージュ

お客様を迎えてすき焼き鍋を囲むことも多いと思います。そんな時はスパークリングワインで飲み始めてみませんか?
ただ、軽い飲み口では少々物足りないので、コクのあるシャンパーニュがおすすめ。美味しさを高めてくれながら、後味はさっぱり、1本で済ませるなら少々重口のシャンパーニュロゼ、2本以上飲むならシャンパーニュbrutがおすすめ。赤ワインにもうまく引き継げます。

¥16,500(税込)
見た目も味わいも華やか。良年限定の極上ロゼ・シャンパーニュ。ベリー系の果実やナッツを思わせる複雑な香りと、キレのある酸味、飲み応えのある骨格のロゼシャンパーニュ 。見た目を裏切らない厚みのあるボディとエレガントな仕上がりが魅力
¥12,100(税込)
熟成3年以上。複雑かつ芳醇な極上のプルミエ・クリュ。 通常の2倍以上の3年以上カーヴで熟成させたオヴィレ村の一級畑の極上シャンパーニュ。白い花のような軽いアロマと心地よい樽の香りが調和し、複雑で芳醇な味わいが魅力

白ワインとすき焼きのマリアージュ

霜降り和牛のすき焼きだと白ワインも合います。アルザスのリースリングや、ロワールのシュナンブラン等、ほのかな甘味があり、酸味もあるワインがおすすめです。

¥4,950(税込)
骨太で洗練!比類なきアルザス産リースリング 創業1620年の名家メイエー家が造るリースリング。石油香、白い花、柑橘系の香りに、無駄のない洗練された酸味と重厚な味わいが特徴。際立つミネラル感と酸味のバランスが秀逸な一本
¥5,940(税込)
12ヶ月樽熟成。贅沢で飲み応えのあるフルボディ白 リンゴのコンポート、シードルの様な香りにビスケット、ミネラル感が加わるグルメなアロマ。酸味と甘味、苦みが綺麗な調和を成し、とろりとしたテクスチャーが長い余韻を与える贅沢な白ワイン

すき焼き × ワイン よくある質問

すき焼きに合う基本の方向性は?
和牛の旨みと割り下の甘辛には、赤ワインが基本。メイラード由来の香りが赤の風味と同調します。 しっかりした泡(シャンパーニュ)も席の始まりに好相性です。
関東風(割り下で煮る)と関西風(牛脂で焼いてから)で選び分けは?
関西風は牛脂で焼いてから砂糖と醤油を重ねるため香りが濃厚になり、赤ワイン欲が高まるスタイル。 どちらの作り方でも、赤が基本線になります(香りが赤と同質方向に寄るため)。
赤身肉/霜降りでおすすめは変わる?
赤身肉×関西風には、重口で渋味のあるカベルネ・ソーヴィニヨンが特に好相性。
霜降りには、口当たりのやわらかなピノ・ノワール。熟成ピノは醤油や出汁に通じる風味で割り下と馴染みます。
シラーは果実味とスパイスが甘辛に同調し、赤身にも合います。
地中海の果実味ある赤は合う?
イタリア/スペインなどの果実味豊かな赤は、ほのかな甘みが割り下の甘味とよく馴染むタイプ。 ただし酸がほどよくあるものを選ぶと、肉の脂にきれいに溶け込みます。
最初にスパークリングで始めたい。どれが良い?
しっかり骨格のあるシャンパーニュがおすすめ。
1本で完結させるならやや重口のロゼ・シャンパーニュ。複数本で赤へ繋ぐならBrutがスムーズです。
白ワインはアリ?
霜降り和牛には白も可。アルザスのリースリングロワールのシュナン・ブランなど、 ほのかな甘味と酸を併せ持つタイプが割り下と調和します。
市販の割り下でもワインに合う?
多くの割り下はメイラード系の香り要素が含まれ、関西風の“焼き”で生まれる香りと似た方向性。 作り方に関わらず赤ワインと合わせやすい理由です。

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