マドレーヌやクッキー、パウンドケーキ。バターなど油脂分を使って焼き上げた焼き菓子には、甘口ワインのほか、食後酒などを合わせてゆったりとした時間を過ごしましょう。
焼き菓子とワインの基本ペアリング
基本的に焼き菓子はスイーツが多いのですが、スイーツのような形をした塩味の焼き菓子(ケイクサレ、塩味のマフィンなど)も前菜やアペリティフのお供によく登場します。
甘い焼き菓子には、甘口ワインや甘口のスパークリングワイン、またポルトやコニャックといった食後酒も合います。一方、塩味の焼き菓子には、辛口のスパークリングワインやビールなどがぴったりです。
ヨーロッパでは休日のブランチやパーティなどで、焼き菓子やクラッカーなどと一緒にワインを楽しみます。本格的なディナーの前に軽めのアルコールとおつまみをいただきながら、おしゃべりを楽しむ時間 「アペリティフ=apéritif(話し言葉では略して、アペロ=apéroとよく言います)」は、特にフランスではなくてはならない習慣の1つ。
また、コース料理の最後に、コーヒーなどの温かい飲み物、もしくは食後酒と一緒に小菓子を楽しみます。フランスでは「可愛さ」「上品さ」という意味で “mignardises” (ミニャルディーズ)と呼ばれます。
甘い焼き菓子とワインのマリアージュ
バターを使ったマドレーヌやフィナンシェなどの甘い焼き菓子をアペロやパーティーで楽しむ場合は、華やかで優しい、甘口のスパークリングワインがお勧めです。
¥5,720(税込)
SO2無添加!ぶどう糖分のみで醸す古代製法
ぶどうの糖分と天然酵母だけで醸造する、SO2無添加・無濾過の希少な「古代製法」スパークリング。白い花や青りんごの香り、身体に染みわたる優しい甘さ、程よい酸味。アルコール8%程度で飲みやすい一本
¥4,950(税込)
キュートなルビー色。バラが魅了する華やか微発泡
アルコール度数6%の甘口微発泡赤ワイン。イチゴやバラのチャーミングな香りと繊細な泡立ちが魅力。軽やかで上品な甘みと酸味のバランスが良く、デザートや食前酒に最適
塩味の焼き菓子とワインのマリアージュ
ケークサレ(お惣菜風のパウンドケーキ)やクラッカーなど、塩味のものには、辛口のスパークリングワインや、ビールがおすすめです。
¥3,300(税込)
スパイスと熟成感が稀少な、食中にもピッタリの泡
蜂蜜に草木、ひのきといったスパイシーな要素と熟成香が心地よく混ざり合う稀少なスプマンテ。きめ細かい泡、バランス良い酸味と苦みが調和し、シャンパーニュを飲み飽きた人にもお勧めの1本
ブレッシング ホワイトビール 330ml
瓶内二次発酵で無濾過、加熱しておらず酵母がそのまま入っています。明るい小麦色で少し濁りがあり、ボリュームと持続性がある白い泡が特徴華やかなオーガニッククラフトビールです。 詳細はこちら
希望小売価格
1,100円(税込)
焼き菓子と食後酒のマリアージュ
食後の余韻を楽しみ、消化も促す食後酒には、アルコール度の高いものや甘いものが向いています。小菓子ともあう極上の食後酒をいくつか紹介します。
¥6,710(税込)
熟成感にうっとり。世界の三大酒精強化ワイン「ポート」
ポルトガルの酒精強化ワイン「ポート」の最高峰 。果実のジャムやコーヒー、シガーの複雑なアロマに、うっとりするような甘みと熟成感が調和。チョコレートなどのお菓子との相性も抜群
¥7,590(税込)
ぶどうから6年の樽熟成まで全て自家で行った希少なオーガニックブランデー
土づくり→ぶどう栽培→ワイン醸造→蒸留→オーク樽熟成6年をすべて自家で。円熟した色合い、たちのぼる芳香。芳醇で複雑、まろやかな口当たり。贈り物にも最適な一本。
焼き菓子 × ワイン よくある質問
基本の方向性は?(甘い焼き菓子)
バター使いの甘い焼き菓子には、甘口スパークリングや甘口ワインが好相性。余韻重視なら食後酒も。
塩味の焼き菓子には?
ケークサレやクラッカーなど塩味には、辛口スパークリングやビール系で軽やかに。塩気と泡のリフトが好バランス。
食後にゆったり楽しむなら?
コニャックやポートなどの食後酒。アルコール感と甘味・熟成香で小菓子の余韻が伸びます。