なす、ピーマン、かぼちゃ…油と相性のいい野菜を揚げて、だしのきいた甘辛いおつゆに浸したお料理揚げびたし。このつゆの味わいには、酸味や渋めが抑えめの赤ワイン、優しくてふくよかな白ワインがおすすめ。
目次
揚げびたしとワインの基本ペアリング
揚げびたしを構成する要素としては、味わいが淡白な野菜やお豆腐を油で揚げることにより、コクがプラスされていること、だしの味わいとお醤油やみりんを使った甘辛さです。基本としては、酸味が柔らかで、渋みも抑えめな赤ワインがはまります。そのほか、酸味の少ない、ふくよかなタイプの白ワインもおすすめです。
揚げびたしとは|もっと詳しく
なす、ピーマン、パプリカ、かぼちゃ、いんげんなど、油と相性のいい夏の野菜を素揚げして、かつおだしにみりんと醤油を加えた天ぷらつゆのようなだしに浸した料理が揚げびたし。
暑さで食欲が減退しがちな夏にピッタリですが、秋なすを筆頭に秋の野菜やきのこもひときわ美味しくなるので、秋にもお試しください。厚揚げ、お豆腐なども加えるとよりおいしく仕上がります。
赤ワインと揚げびたしのマリアージュ
揚げた野菜やお豆腐と甘辛いつゆ。そうめんやざる蕎麦、白米やお酒との相性も抜群です。赤ワインと合わせるときは、酸味・渋みが穏やかなアルザスのピノノワール、ドイツのポルトゥギーザー、オーストリアのツヴァイゲルトなどはいかがでしょうか。
ロゼワインと揚げびたしのマリアージュ
揚げたなすや豆腐はロゼワインとの相性が上がります。酸が強すぎないロゼがおすすめです。
白ワインと揚げびたしのマリアージュ
白ワインが好き、という方は酸味がマイルドなものを合わせてみてください。ふくよかで少し甘みがあってもいいでしょう。
クラフトビールと揚げびたしのマリアージュ
もちろんクラフトビールとも好相性。少しオイリーな感覚もあるブロンドがバッチリですが、濃いめのつゆならアンバーも。
作り置きもできて、おかずにも、おつまみにもぴったりな揚げびたし。夏はもちろん、秋になると赤ワインもおいしくなる季節なので、秋の気配を感じたらぜひお試しくださいね。