天ぷらとワインのマリアージュ

繊細な衣に包まれた野菜や魚介の香りや旨みを存分に味わる天ぷら。お寿司と並んで、世界中で楽しまれている日本を代表する和食です。具材や合わせる調味料によってワインを選びましょう。どんな素材でも塩でも天つゆでもいけるスパークリングを選べば安心です。

天ぷらとワインの基本ペアリング

天ぷらは揚げ物なので、油っこさを洗い流してくれる酸のキレがある白ワインやロゼワイン、スパークリングとペアリングさせるのが基本ですが、関東風は味も濃いので酸のしっかりした赤ワインも合わせられます。

天ぷらとは

天ぷらの起源は室町時代末期にポルトガル人がもたらした料理ですが、数百年の間に独自の発展を遂げて和食になりました。また、一口に「天ぷら」と言っても地域によって意味するものが違います。
生粋の江戸っ子にとっては、卵を混ぜた衣を江戸前の魚介に着せて、ごま油を混ぜた濃い天ぷら油でサクッと揚げて、濃い口しょうゆベースの天つゆで食べるイメージです。
京都では、卵を混ぜない衣を野菜に着せて、ごま油を混ぜないあっさりとした天ぷら油で揚げた精進料理のイメージ。味付けは塩を付けるか、鰹節だしと煮切りみりんに淡い薄口しょうゆを垂らした天つゆで食べます。
また、西日本ではさつま揚げやじゃこ天も天ぷらです。

スパークリングワインと天ぷらのマリアージュ

天ぷらの油っこさを炭酸の泡が洗い流してくれるスパークリングワインは鉄板のマリアージュ。シャンパーニュなら、繊細でエレガントな泡が味の邪魔をしないだけでなく、コクが強いので、食材の持つミネラルや旨味を存分に引き立ててくれます。塩にも天つゆにも合わせやすいので、食事を通して合わせられます。

シャンパーニュ(3年熟成)

オヴィレ村・ドンペリニヨンの修道院南斜面の一等地畑から生まれた極上のシャンパーニュ。3年以上カーヴで熟成し、ふくよかな味わいです。 詳細はこちら

白ワインと天ぷらのマリアージュ

山菜や旬の野菜には、ソーヴィニオンブランがよく合います。ワインのフレッシュな香りと苦味が、食材の美味しさを引き立ててくれます。定番の海老やキス等には、酸味とミネラルのバランスがいいグリューナーフェルトリーナーもおすすめです。衣に合わせて樽香のあるシャルドネも楽しめるでしょう。

モンフェッラート ソーヴィニョン ブラン 白

ピエモンテのソーヴィニヨンブランらしいトロピカルフルーツやハーブを感じる香りと、ほどよいボリューム感が楽しめる辛口のオーガニックワインです。 詳細はこちら

グリューナー フェルトリーナー ヴァイトガッセ クレムスタール 白

ドナウ川に沿ったローマ時代からの銘醸地クレムスの辛口白ワイン。天ぷらや山菜などの和食と好相性です。 詳細はこちら

ブルゴーニュ シャルドネ(ドメーヌ シャペル) 白

白桃や熟した洋梨に様々な花の香り。柔らかく広がる果実味をしっかりと支える美しい酸味。余韻の長い秀逸なオーガニックワインです。 詳細はこちら

赤ワインと天ぷらのマリアージュ

江戸前の濃い天ぷらの場合、穴子のような複雑な旨味を持つものも、赤ワインに合います。タンニンの強い赤ワインではなく、出汁や醤油の旨みに寄り添う、程よい酸味を持つ優しい赤ワインがおすすめです。

シャランテ 赤

白ワインが主のコニャック地方で造られる赤ワイン。酸があり軽やかで口当たりも良いので鮪トロの刺身など和食にも合うオーガニックワインです。 詳細はこちら

ブルゴーニュ ヴィエイユ ヴィーニュ 赤

樹齢60年以上の古樹のぶどうから造られるブルゴーニュのオーガニックワイン。エレガントな味わいです。 詳細はこちら

サントネー 赤

銘醸地ブルゴーニュ、サントネーの美しく繊細な赤ワイン。口当たりはやわらかで、きれいな酸味と果実味が楽しめるエレガントなオーガニックワインです。 詳細はこちら

繊細な味わいが魅力の天ぷら。その繊細さに寄り添うワインとのマリアージュは格別なものになると思います。



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