ベトナムのローカルフード、バインミーは、フランスパンにお肉等のメイン具材と、酢の効いたなますや野菜を挟んだサンドイッチ。ワインとの相性も良いので、具材によってそれぞれ合うワインと楽しみましょう。
バインミーはワインとの相性抜群
様々な文化が入り混じるベトナム料理はワインとも相性抜群です。バインミーも、甘酢やニョクマム、ハーブやスパイス等、ワインに合う要素を沢山持っています。人気のバインミーメニューをワインに合わせてみましょう。
ベトナムはもともとフランス領だったことから、フランス料理が根付いており、ベトナムのサンドイッチは今でもフランスパンに具を挟むフランス流。野菜がたっぷり取れて、ヘルシーなバインミーは、日本でも専門店ができる等、人気上昇中です。
豚肉のバインミーとワインのマリアージュ
豚肉のバインミー(バインミーティット)はハムや豚肉等のメイン具材に、なますや野菜が入った、日本でもおなじみのバインミーです。
リースリングやピノグリ等の少し厚みのある白ワインが合います。ニョクマムの強い旨みにも負けず、なますの甘酢に同調するほのかな甘みと綺麗な酸もあります。
また、本場ではレバーパテやチリソース等が加わるものも多くあります。それぞれの旨味が複雑に絡み合い、さらに豊かな味わいになるので、軽め~中程度の赤ワインも合うでしょう。複雑な旨みを赤ワインが受け止めてくれるイメージです。
目玉焼きのバインミーとワインのマリアージュ
目玉焼きのバインミー(バインミーオプラ)はメイン具材の目玉焼きとなますのハーモニーが、現地でもとても人気のメニューです。ワインは、卵のマイルドさに合わせて、スパークリングワインや優しい白ワインはいかがでしょう。ワイン片手にオープンテラスでのランチにぴったりですね。
サバのバインミーとワインのマリアージュ
サバのバインミー (バインミーカーホプ)のメイン具材は、サバやイワシのトマト煮で、現地では缶詰を使うことが多いそう。その絶妙な美味しさは、日本の専門店でも大人気。合わせるワインは辛口ロゼはいかがでしょう。白の爽快さと赤のコクを持ち合わせるロゼが、トマトや甘酢、爽やかな辛味等の要素にぴったりマッチします。
いかがでしたか。パンに挟むだけのシンプルな料理ですが、様々な要素が絡み合って、ワインとの相性も抜群です。ぜひ色々なバインミーで試してください。