どこか懐かしい気持ちになるオムライス。食べ方も進化してきて、大人にも変わらぬ人気です。赤ワインを筆頭に、スパークリングワインや白ワインとの組み合わせも可能です。
目次
オムライスとワインの基本ペアリング
炒めて味付けしたご飯をオムレツで包んだお料理オムライスは、オムレットとライスを掛け合わせた和製英語、つまり日本生まれの洋食です。
卵料理にはタマゴ由来の生臭みがあるため、それをマスクすことができる赤ワインとペアリングさせるのが基本です。ただオムライスはライスの味付けとソースの組合せで調味できるので、スパークリングワインや白ワインとのマリアージュも楽しめます。
定番オムライスのマリアージュ
定番のプレーンなオムライスには卵のアニマル感との相性が良い軽めの赤ワインがおすすめです。またトマトケチャップを添えると、すっきりしたスパークリングワインが合います。スパークリングワインは守備範囲が広いので、卵やライスのほのかな甘さを壊すことなく、マッチします。
ソース別おすすめマリアージュ
トマトソースのオムライスとワインのマリアージュ
定番のオムライスにソースをかければ、さらにマリアージュの幅が広がります。
トマトピュレをベースにしたトマトソースはケチャップよりも綺麗な酸味が感じられるので、酸味のある軽めの赤ワインに合います。イタリアのキャンティはトマトのニュアンスが感じられるので、トマトソースによく合います。
デミグラスソースのオムライスとワインのマリアージュ
デミグラスソースは、トマトソースよりもコクがあるので、程よい酸味とタンニンを持つまろやかな赤ワインが合います。ケチャップライスをバターライスにしてもいいでしょう。
ホワイトソースのオムライスとワインのマリアージュ
ライスの味付けをバターにしてホワイトソースをかければ、白ワインにぴったりのオムライスのできあがり! 強すぎる酸味や樽のニュアンスは卵には合わないので、優しい味わいの白ワインがおすすめです。
いかがでしたか。オムライスに決まったレシピはないので、上記以外にも色々なオムライスでワインとのマリアージュを試してみてください。