小麦粉で作った皮で、肉や野菜の餡を包み、茹でる、焼く、蒸す、揚げる等の調理をした点心である餃子、ワインともよく合う一品です。
水餃子とワインの基本ペアリング
水餃子は豚肉が使われ、酢醤油をつけるのが一般的。モチっととした皮の食感と肉汁あふれるお肉の旨みが特徴です。それらに寄り添ってくれるのは、シュナンブランやリースリング等の白ワイン。程よい酸味と果実味、ほのかな甘みを持っていて、水餃子の美味しさを引き上げてくれるでしょう。
本場中国では一般的な水餃子
日本では餃子というと焼き餃子を思い浮かべる人が大半だと思いますが、本場中国では水餃子が一般的で、焼餃子は「北京風」の調理法です。とはいえ日本でも、一般的だった焼き餃子を中心に、新しいスタイルの餃子専門店や餃子バーが誕生したりと、独自に進化を続ける中、最近は水餃子の人気も高まっています。
水餃子は焼かないので、素材の風味がより引き立つのが特徴です。油っぽくなくてヘルシーな水餃子にはどんなワインが合うでしょう。
基本の酢醤油で食べる水餃子とワインのマリアージュ
もっちりとした皮とそこから溢れ出す肉汁。お肉の旨みを実感できる瞬間にぴったりなのは、程よい酸味と果実味が味わえる白ワインです。ロワールやオーストリアはいかがでしょうか。
フリュローター フェルトリーナー 白
珍しいぶどう品種「フリューローター フェルトリーナー」を使ったオーストリア産の白ワイン。爽やかな香りとフレッシュな果実味のバランスが良い1本です。 詳細はこちら
希望小売価格 3,245円(税込)ピリ辛ダレで食べる水餃子とワインのマリアージュ
タレにひと手間加えれば、ワインとの相性がさらによくなります。酢醤油やポン酢醤油をベースに、ラー油や豆板醤でほんの少し辛味を足して、さらにゴマ、ネギ、生姜、パクチー等をお好みで。タレによって食べ応えと旨みがアップします。合わせるワインはロゼ。白と赤の両方の要素を持つロゼは、中華特有の香りや辛味にも負けず、おすすめです。
海鮮水餃子とワインのマリアージュ
豚肉をエビに代えても美味しい水餃子。エビの食感とツルっとした皮の食感がぴったりです。エビのほか、ホタテ等もおすすめです。合わせるワインは、魚介のミネラル感に合わせて、ミネラリーで爽やかな白ワインはいかがでしょうか。
焼餃子とは違う美味しさを楽しめる水餃子。具やタレのアレンジによって、ワインとの相性は無限大です。ぜひお試しください。