コトコトと長時間煮込まれたお肉と野菜。ポトフはフランスの冬を代表する料理の1つで、さしずめ洋風のおでんと言えるでしょう。優しい味わいのこの料理には、コクのある白ワイン、穏やかな赤ワインがおすすめです。
ポトフとワインの基本ペアリング
ポトフを構成するのは、肉(基本は牛肉ですが、鶏肉や豚肉、ソーセージや塊のベーコン、猪肉などもお勧めです)と一緒に煮る野菜、その両方のおいしさがたっぷり詰まったスープです。味付けも肉の臭みを消すためのローリエと塩、白ワインを少々加える程度ですので至ってシンプル、お肉自体も柔らかく穏やかな味わいとなるため、強い赤ワインだとバランスが取れません。
そのため、原則はコクのあるしっかりとした白ワインが良いでしょう。牛肉や猪肉、ソーセージやベーコンなど、強めの味わいのお肉を使ったポトフの場合は、軽めの赤ワインもお勧めです。記念日やお祝いの席を盛り上げてくれるスパークリングワインもいいですね。
ポトフとは|もっと詳しく
フランスでは13世紀にはもう食べられていたというポトフ。そもそもは骨のついた牛肉と季節の野菜をコトコトと鍋で煮込んだシンプルな料理です。フランスを代表する料理の1つであり、ビストロなどでもお馴染みの料理です。
日本の料理に例えるなら、まさにおでん。ストーブなどの上でコトコトと煮込んでおけば完成するポトフは、煮込んだスープを前菜に、お肉をメインに、一緒に煮た野菜を付け合わせにすれば、それで食事が完結することもあり、家庭でも人気のメニュー。美味しい粗塩やマスタードなどを添えていただきます。
白ワインとポトフのマリアージュ
鶏肉ならシャルドネ、少し樽のニュアンスがあっても良いでしょう。豚肉や牛肉なら、リースリングやピノグリなどがお勧めです。
鶏肉のポトフには
¥5,500(税込)
ジルベール&ガイヤール2024金賞
2006年正式にオーガニック認証を取得して以来、最高の収穫を達成できた2023年。
若いシャルドネそのものを堪能できるようにステンレスタンクで醸造&熟成。
素顔のシャルドネを存分に楽しめる1本。
牛肉や豚肉のポトフには
¥4,950(税込)
骨太で洗練!比類なきアルザス産リースリング
創業1620年の名家メイエー家が造るリースリング。石油香、白い花、柑橘系の香りに、無駄のない洗練された酸味と重厚な味わいが特徴。際立つミネラル感と酸味のバランスが秀逸な一本
¥4,950(税込)
若くても熟成しても良い、コクのある上品なピノグリ
創業1620年のメイエー家が造るピノグリ。熟した金柑や紅茶を思わせる上品なアロマに、しっかりとしたボディとまろやかな口当たり。ほのかな甘みがあり、若飲みから熟成まで楽しめる一本
赤ワインとポトフのマリアージュ
ソーセージや塊のベーコンを使ったポトフには、豚肉を加工したお肉と相性の良いガメイはいかがでしょう。また牛肉、猪肉のポトフに赤ワインを合わせるならエレガントで渋みが穏やかなピノノワールがお勧めです。
ソーセージや塊のベーコンのポトフには
¥6,600(税込)
今も馬耕を続けるクリュボジョレーの畑が生む珠玉の赤
わずか3haの特級畑で育まれるガメイが紡ぐ宝物のようなワイン。柔らかな果実味とエレガントな酸、穏やかなタンニンが調和し、軽やかでありながら奥行きや深みのある味わい。和食にも寄り添う一本。
牛肉や猪肉のポトフには
¥5,500(税込)
和を思わせる個性派ピノ・ノワール
ブルゴーニュのピノ・ノワールとしては少しユニークで、海苔や醤油、鰹節など和の食材を思わせる複雑な香りが印象的。しなやかな果実味と長い余韻を楽しめ、和食との相性も抜群の1本
¥5,280(税込)
絹のような舌触り、透明感のあるアルザスのピノノワール
繊細で丁寧に仕上げられたアルザスのピノノワール。カシス、ラベンダー、ブルーベリーのフレッシュな香りに、驚くほどの透明感と絹のような舌触り。柔らかな味わいで、根菜や和食との相性も抜群
スパークリングワインとポトフのマリアージュ
ちょっとしたお祝いや記念日、仲間が集まる日にはスパークリングを開けたいもの。ポトフにはちょっと力強さも感じられるクレマンがぴったりです。
¥4,862(税込)
グルメな香りに満足感。中華にも合うふくよかなクレマン
シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造るボルドーのスパークリング。イーストやクッキーのような香ばしいグルメなアロマと、丸みのある泡立ち、豊かな果実味が調和し、特に中華料理との相性が抜群
¥5,720(税込)
SO2無添加。泡と酸の見事なコンビネーション
SO2無添加の辛口スパークリング。香ばしいアロマとフランボワーズ、レモンの香りが調和。芯の通った酸味と泡のインパクトが強く、飲みごたえのあるクリアな味わい
寒い季節にぴったりのフランス伝統料理の1つポトフ。もちろんワインとの相性はバッチリで、コクのある白ワインを筆頭に優しい赤ワインや豪華にスパークリングワインなどを用意して、お楽しみください。材料をお鍋に入れてコトコトと煮込むだけの手軽さです。真空保温調理器や自動調理鍋などを活用すれば手間要らずでほっこり美味しいメイン料理が作れますので、ぜひお試しください。
ポトフ × ワイン よくある質問
基本の方向性は?
味付けがシンプルで優しいので、コクのある辛口白が基本。お肉が強め(ベーコン・ソーセージ・牛・猪など)なら、料理を邪魔しないやさしい赤も選択肢です。強すぎる赤はバランスを崩しやすいので避けます。
鶏肉のポトフには?
シャルドネ(少し樽のニュアンスがあってもOK)。出汁感と鶏の旨みにふくらみが合います。
牛肉や豚肉のポトフには?
リースリングやピノ・グリなど、コクと酸のバランスが良い辛口白が好相性です。
ソーセージや塊ベーコンのポトフには?
豚肉加工品に相性の良いガメイ(やさしい赤)を。旨味と塩気に果実味が気持ちよく寄り添います。
牛肉や猪肉に赤を合わせるなら?
エレガントで渋みが穏やかなピノ・ノワールを。根菜の甘みや優しいスープとのバランスが取りやすいです。
スパークリングは合いますか?
はい。少し力強さのあるクレマンなら、団らんやお祝いの席にもぴったり。油脂を軽やかに切ってくれます。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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