オーガニックワイン専門店マヴィ

生牡蠣とワインのマリアージュ

生牡蠣・オイスターに合うワイン
最終更新: 読了:約1分 ワイン選び無料相談 AIではなく人が対応 相談する

オイスターバーで細かい氷に載せた生牡蠣を殻から啜り、シャンパンや白ワインを合わせて愉しむ。牡蠣が好きな人にはたまらない光景です。

生牡蠣とワインの基本ペアリング

海に囲まれた日本では、天然物だけでなく、養殖も全国で行われていて、容易に新鮮な牡蠣が手に入ります。

本当に新鮮な牡蠣は海水の塩分だけで何も味を載せず、レモンも絞らずに食べるのが一番美味しいのですが、少し鮮度が落ちた時は酢やソースで味を載せることになります。合わせるワインもこれに応じて変わります。

新鮮な牡蠣なら、海に近い産地のすっきりとした酸味のキレのいい白ワイン、酢やエシャロットソースなどソースを効かせた牡蠣であれば、シャルドネなど骨格のあるワインが合います。また、キリッと辛口のスパークリングワインも好相性です。

オイスターパーティーならスパークリングワイン

オイスターパーティーで生牡蠣と合わせるなら、キリっと辛口のスパークリングワインがオススメです。スパークリングワインのミネラル感が生牡蠣の美味しさを引き出します。レモン汁を絞ると特にシャンパンがよく合います。

¥17,930(税込)
シャルドネ100%。複雑で繊細な極上のブラン・ド・ブラン。シャルドネの出来が突出した年のみ醸される貴重なブラン・ド・ブラン。キャラメルやナッツ、蜂蜜、柑橘の複雑な香りと強いミネラル感。繊細さと力強さを兼ね備えた極上のシャンパーニュ
¥3,630(税込)
気軽にリッチな味わい。食中も楽しめる優等生カヴァ 11ヶ月の瓶内熟成。リンゴ、ナシ、スパイスなどのグルメなアロマ。コクを感じさせる酸とほろ苦さがマッチし、切れの良いミネラル感とキメ細かい泡が食欲を増進させてくれるスパークリング

新鮮な生牡蠣に合う白ワイン

ソースを載せない新鮮な生かきには、海に近い産地の辛口白ワインがおすすめです。

ボルドーの辛口白ワインで有名な産地「アントル・ドゥ・メール」。意味は「二つの海の間」ですが、ボルドーを流れる大河ドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれた地帯です。ここから西に行くと大西洋に面した漁港の町アルカションがあり、その名産が牡蠣。アントル・ドゥ・メールの白ワインと海産物との相性はピッタリです。特にソーヴィニョングリはソースをつけない生かきとの相性が抜群。他にもすっきりした酸のキレがいい辛口白ワインがよく合います。

¥3,300(税込)
和食とも好相性。瑞々しい気品をまとう辛口白は ソーヴィニヨンのフレッシュなグレープフルーツやハーブの香りが清々しい辛口白ワイン。真っ直ぐな酸味とまろやかさ、瑞々しさのバランスが絶妙で、繊細な和食にも見事に寄り添う気品ある一本

ボルドーの北隣、シャラント地方オレロン島も牡蠣で有名。コニャックブランデーの原料ともなるユニブランを使った白ワインは酸のキレがシャープで、生牡蠣との相性が抜群。超おすすめです。

¥2,970(税込)
刺身もおまかせ、キレ味抜群の白 鋭い酸が魚介の旨みを引き立てる辛口白。刺身や寿司にももってこい。柑橘の爽快感、きれの良さで和洋の海鮮に好相性。白ワインの提供温度でキリッと味わうのもよし、また少し温度が上がった時に現れるミネラル感も魅力。

モーパッサンの小説「Mon oncle Jules」(私の叔父さん、1883年刊)では、アメリカに渡って成功したはずの叔父のジュールが落ちぶれて、英仏海峡のジャージー島へ渡る港で生カキの殻を剥いて売っているシーンがあります。岸壁や岩場にいくらでもある牡蠣を、パリからの旅行者たちが大喜びで買い求めて食べていた情景が描かれています。

冷蔵庫の無かった19世紀、パリでは鮮度が落ちても食べられるように、レモン汁やエシャロットソース等を添えるしかなかったのです。食材が豊富な地中海岸から遠く離れた北の大都会、パリで発展したフランス料理の成立ちを考えると当然ですが、鮮度が低い食材を工夫して使うことが料理。何も足さずに美味しい、新鮮な生カキは海岸でなければ味わえない、とても贅沢なものだったのです。

ソースや酢を載せた生かきに合う白ワイン

鮮度が少し気になる時は、生かきにエシャロットソースやタバスコ、ウースターソースなどを載せて味と香りを付ければ美味しく食べられます。この場合はシャルドネなどしっかりとした白ワインがよく合います。

¥6,930(税込)
樽香と果実味が織りなす、王道のブルゴーニュ白 シャルドネの果実味と樽熟成によるふくよかなコクが魅力。柑橘や蜂蜜、バターのような風味が広がり、魚介や鶏肉のクリームソースとも好相性。リッチで滑らかな口当たりを楽しめる
¥2,970(税込)
瑞々しい果実が弾ける、ボリューム感のあるシャルドネ 桃、パイン、アプリコット、梨などの瑞々しく分かりやすいアロマが豊富。まろやかで心地良い酸味と甘味、とろみがボディに力強さを与え、長い余韻が楽しめるヴェネトのシャルドネ

ソーセージと生カキに合う赤ワイン

フランス南西部では生カキと一緒にソーセージを食べる習慣があります。その際は、刻んだエシャロットに赤ワインビネガーを加えたタレを添えていただきます。現地では、軽めの赤ワインと一緒に楽しみます。エシャロットのピリっとした感じと生カキの旨味、合間につまむソーセージの味わいが軽めの赤ワインとうまく調和します。

¥4,180(税込)
伝統とモダンが調和。スムースな飲み心地のボルドー 16世紀創業のラビュザン家が造る、モダンなオーガニックボルドー。木苺やスパイスの香りに、スッキリとした酸味とエレガントなタンニンが調和。サラサラとしたスムースな舌触りが心地よい一本

よく「カキにはシャブリ」といわれますが、わざわざ内陸産地のシャブリを選ばなくても、牡蠣の鮮度に応じてもっと美味しいワインの合わせ方もあります。ぜひいろいろな産地のワインと一緒に楽しんでみてください。

生牡蠣 × ワイン よくある質問

まず外さない基本は?(鮮度で選び方が変わる)
何も足さない新鮮な生牡蠣には、海に近い産地の辛口白(酸のキレとミネラル)を。
酢・エシャロット・タバスコ等を載せる場合は、骨格のある白(シャルドネ等)が好相性です。
おすすめの“海に近い辛口白”は?
例:ボルドー「アントル・ドゥ・メール」(ソーヴィニョン系の清涼感)や、シャラント地方(ユニ・ブラン)のシャープな酸など。
「素の生牡蠣」を引き立てます。
オイスターパーティーなら?
キリッと辛口のスパークリング(ブリュット)が最有力。レモンを絞るスタイルならシャンパーニュが特に映えます。
ソースを効かせた時は?
エシャロットや酢を効かせるなら、シャルドネ等のコクのある辛口白で味の厚みに合わせます。
赤ワインはまったく合わない?
フランス南西部では生牡蠣+ソーセージ軽めの赤と楽しむ習慣も。エシャロット+赤ワインビネガーのタレと好相性です。
温度の目安は?(マヴィ推奨)
辛口白 10–12℃/泡 8–10℃。冷やし過ぎは風味が痩せやすいので、“やや高め”で香りとミネラル感を引き出します。

ワイン選びに迷ったら、気軽にワイン相談!
用途と好みを伝えるだけで、専門スタッフが最適なワインを提案いたします。

※AIの自動提案ではなく、人間のスタッフが個別にお答えします

ワインコンシェルジュに相談する


¥7,425(税込)
マヴィワインの品質をお試しいただける、マヴィを初めてご利用いただく方限定のセットです。 ・フルーティな辛口白:ヴァール白 ・幾多のロゼファンを生み出した:ヴァールロゼ ・お勧めしなくてもみんなが買う:ヴァール赤
詳細はこちら SKU SA00001


2025年ボジョレーヌーヴォー販売中


日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント

  • しっかりと果実味が感じられ、新酒としては長い余韻が楽しめる仕上がり(ジェラール ボアソー=デシュアール
  • 2023年と2024年の良いとこ取りなキャラクター(塩澤悠

こちらもいかがですか?

  1. ポテトサラダ

    ポテトサラダとワインのマリアージュ

  2. クスクス

    クスクスとワインのマリアージュ

  3. クリームパスタ

    パスタ(クリーム系)とワインのマリアージュ

  4. テリーヌに合うワイン

    テリーヌとワインのマリアージュ

  5. スイカに合うワイン

    スイカとワインのマリアージュ

  6. 生ハムメロンに合うワイン

    生ハムメロンとワインのマリアージュ