日本人なら知らぬ人はいない、定食の定番メニューの1つとんかつ。外はカリッと中はジューシーに揚げられたとんかつは、酸味とコクのある白ワインやロゼワインとの相性が抜群です。
目次
とんかつとワインの基本ペアリング
肉には赤ワインと思いがちですが、白い豚肉は白ワインとペアリングさせるのが基本です。
とんかつ豆知識
豚肉に小麦粉、卵、パン粉の衣をつけて油で揚げるお料理、とんかつ。ワインとはよく合います。
同様の料理はイタリア料理のコトレッタ、イギリス料理のカットレット、ドイツ料理のシュニッツェルなどがありますが、とんかつは明治以降に日本人の好みに合わせて独自に進化した洋食の一つです。サクサクの衣とジューシーな肉汁の調和は、豚肉の旨みを最大限に味わえるお料理とも言えるでしょう。
とんかつによく合う白とロゼワイン
揚げてボリューム感が出たとんかつは、酸味とコクのあるしっかりした白ワインやロゼワインとのマリアージュがおすすめです。
とんかつによく合うスパークリングワイン
ロゼスパークリングワインはとんかつの脂っこさをすっきりしてくれ、美味しく食べ続けられます。
とんかつの調味料別おすすめマリアージュ
ワインと合わせる際は、調味料が大きな決め手。ここではとんかつに合わせる調味料別のペアリングをご紹介します。
塩×とんかつと白ワインのマリアージュ
揚げたてのサクサク感を損なわず、豚肉の旨みをシンプルに味わうなら「塩」。レモンをかけるように柑橘系の白ワインが合いますが、とんかつはボリュームのある味わいなので、程よくボディのあるものがおすすめです。
また、樽の香りも衣の香ばしさに合うので、程よく酸味があり、樽の効いてるシャルドネはベストマリアージュです!
甘いソース×とんかつとワインのマリアージュ
とんかつと言えば甘くてドロッとしたとんかつソースという方が多いでしょう。とんかつソースのまったり感には、コクがありながら酸が強い白ワインのリースリングがおすすめです。またソースの原料には果物やスパイスが沢山使われているので、酸の強めの赤ワインも美味しくペアリングできます。ソースの酸味に同調するだけでなく、お肉の脂を程よく流してくれます。
ウスターソース×とんかつとワインのマリアージュ
とんかつもウスターソースをかけると、より大人っぽく変身します。ウスターソースのシャープさで油脂感が抑えられているので、より果実味の強いコクのある白ワインがおすすめです。
いかがでしたか。ワインと合わせるなら、まずは塩から始めて、後半をソースでいただけば、いろいろなワインを合わせられて、マリアージュの楽しさが倍増します。