お肉料理をカジュアルに楽しめるハンバーガー。ビールを合わせる方も多いと思いますが、カジュアルさやのど越しだけを求めたのではもったいない。ビールもワインも、ハンバーガーとの組み合わせを意識すれば、ワンランク上の美味しさに出会えます。
ハンバーガーとクラフトビールのマリアージュ
ハンバーガーとビールは鉄板の相性。ただ、ビールを脇役にハンバーガーを流し込むだけでは残念なもの。ビールも存分に味わいたいという方におすすめなのがオーガニッククラフトビールです。
原料の麦芽にこだわり、シャンパンのように瓶内二次発酵で泡を作り、無濾過瓶詰め。大手メーカーの工場製ビールとは全くの別物です。このクラフトビールはワイン同様、料理とのマリアージュを楽しめます。
タレの少ない一般的なハンバーガーにはさわやかなタイプのブロンドビール、タレたっぷりのしっかりした味わいのハンバーガーにはアンバービールがおすすめです。
お肉の旨みがにじみ出るジューシーなパティはもちろんワインとの相性も抜群です。
最近はグルメバーガーやプレミアムバーガーという呼び方で、素材や作りにこだわった本格的なハンバーガーも大人気。
パティをはさむバンズやソース、野菜が織りなすハーモニーは、ワインと合わせることでより美味しさがアップします。さてどんなワインが合うでしょう。
ハンバーガーとロゼワインのマリアージュ
気軽に合わせるなら、ロゼワインや軽口赤ワインがおすすめです。レタス、トマト、アボカド等のフレッシュな具材がたっぷり入ったハンバーガーなら、程よい酸味のあるものが合うでしょう。ピクルスが効いたハンバーガーにもぴったり。
ハンバーガーと軽口赤ワインのマリアージュ
赤の微発泡ワインもおすすめです。優しい泡が酸味と軽やかさを生み、カジュアルなハンバーガーの味わいによく合います。
ハンバーガーとミディアムからフルボディの赤ワインのマリアージュ
濃厚な味わいのハンバーガーには、しっかりした果実味のあるミディアムからフルボディの赤ワインがおすすめです。
肉肉しいパティやこんがり炒めたオニオン、あるいはリッチなソースやたっぷりのチーズ等、具材が一体化して、複雑味が増した美味しさを、しっかりした果実味やタンニンのワインが包み込み、旨味をさらに引き上げてくれるでしょう。スパイシーな赤ワインも合うでしょう。
いかがでしたか。ファストフードのハンバーガーも気軽にワインと合いますが、本格派バーガーなら、深みとコクがあって、ワインとの相性はぐっとアップします。大人のハンバーガーの楽しみ方、知っておきたいマリアージュです!