イワシを低温でオイル煮にしたオイルサーディン。手軽に缶詰で手に入るので世界中で楽しまれています。そのままでもサラダなどアレンジしても美味しく、ワインとの相性もバッチリです。
オイルサーディンとワインの基本ペアリング
オイルサーディンの旨みを強調しつつ、口の中をさっぱりさせてくれる、程よい酸味や柑橘系のスパークリングや白ワインがよく合います。アレンジ調理すれば、ワインの幅はさらに広がります。ワインの種類にあわせて、缶詰のオイルサーディンを使ったレシピをご紹介します。加熱は缶ごとトースターに入れれば簡単ですよ。
オイルサーディンとは
サーディンは小さなイワシ(いわし)のことです。塩漬けにした後にオイルで煮込んだものがオイルサーディン。保存食として世界中で食べられていて、ご家庭でも作れますが、手軽な缶詰が多く流通しています。シンプルに素材の旨みを味わえて、和食にも洋食にもなり、ワインによく合う便利な食材です。
スパークリングとオイルサーディンのブルスケッタのマリアージュ
スパークリングワインにはブルスケッタ(カナッペ)はいかがでしょう。バゲットにオイルサーディンと相性のいいタマネギやミニトマト等をのせるだけのオープンサンドです。パンがサーディンの脂分とオイルを吸ってくれるので、さっぱり食べられるのでスパークリングがぴったり。火を使わず簡単に作れるのに見た目も華やかなので、ホームパーティ等でもおすすめの組合せです。
¥3,300(税込)
スパイスと熟成感が稀少な、食中にもピッタリの泡
蜂蜜に草木、ひのきといったスパイシーな要素と熟成香が心地よく混ざり合う稀少なスプマンテ。きめ細かい泡、バランス良い酸味と苦みが調和し、シャンパーニュを飲み飽きた人にもお勧めの1本
¥3,630(税込)
気軽にリッチな味わい。食中も楽しめる優等生カヴァ
11ヶ月の瓶内熟成。リンゴ、ナシ、スパイスなどのグルメなアロマ。コクを感じさせる酸とほろ苦さがマッチし、切れの良いミネラル感とキメ細かい泡が食欲を増進させてくれるスパークリング
柑橘系白ワインとハーブ香るオイルサーディンのマリアージュ
缶のフタを開けて、ローズマリーやタイム等のハーブを加えて缶ごと加熱するだけで、缶詰とは思えないワンランク上のおつまみが完成! 加熱してサーディンの力強さが出てきますので、レモンを絞るように柑橘系の白ワインを合わせるのがおすすめです。
¥3,630(税込)
パリの名店でもオンリスト、南仏の風、柑橘が香る辛口白はパイナップルや白い花、柑橘の香り。穏やかな酸にレモンピールの心地よい苦味が上品かつ清々しい。魚介はもちろん食前酒にも最適な、バランスの良いプロヴァンスの辛口白。
¥3,960(税込)
オーストリアの魅力と個性が詰まったピュアな白
レモンやハーブの爽やかなアロマと抜群のミネラル感が調和。穏やかな酸味と果実味のバランスが良く、時間と共に現れる微かな甘い香りとドライな口当たりのギャップも楽しい、オーストリア代表品種の白ワイン
樽香白ワインとチーズ入りオイルサーディンのマリアージュ
樽香のある少しコクのある白ワインを合わせるなら、チーズを使いましょう。パルミジャーノ・レッジャーノ(またはピザ用チーズ)をのせて火にかけるだけ。パン粉やマスタード、黒胡椒等を加えれば、ワインとの相性アップ! お好みでタマネギや長ネギ、トマト等をプラスして。
¥5,500(税込)
ジルベール&ガイヤール2024金賞
2006年正式にオーガニック認証を取得して以来、最高の収穫を達成できた2023年。
若いシャルドネそのものを堪能できるようにステンレスタンクで醸造&熟成。
素顔のシャルドネを存分に楽しめる1本。
赤ワインと和風オイルサーディンのマリアージュ
赤ワインと合わせる場合は和風オイルサーディンがおすすめです。醤油かポン酢をかけて加熱、仕上げに青ネギやかつおぶしを。スライスしたネギやきのこ類を加えるのもおすすめ。軽め~ミディアムの赤ワインが合います。
¥2,970(税込)
軽やかで旨い、和食にも寄り添う赤
カベルネソーヴィニヨンとメルローの特徴がバランスよく合わさった1本。口当たりはやわらか、きれいな酸でするりと杯が進む。鮪の刺身、豚の生姜焼きなど日本の日常の食卓にも馴染む赤。
¥3,960(税込)
フレッシュな果実味と樽熟成が奥深さを加える、エレガントな赤
チェリーやラズベリーのフレッシュな果実香に、樽熟成による紅茶やアーモンドのニュアンスが加わり複雑味を演出。溌剌とした酸味とのバランスも良く、飲み飽きないエレガントな赤ワイン
いかがでしたか。上記のレシピをベースにしてパスタにしてもワインと合います。ぜひお試しください。
オイルサーディン × ワイン よくある質問
まず外さない基本は?
サーディンの旨みとオイルを受け止めつつ、口中をさっぱり整える柑橘系の辛口白や
辛口スパークリングが定番です。
スパークリングに合う作り方は?
バゲットにサーディン+玉ねぎ・ミニトマトを載せるブルスケッタ(カナッペ)は好相性。
パンがオイルを吸って重たさを抑え、泡の爽快感が活きます。
柑橘系白に合う作り方は?
缶にローズマリーやタイムなどのハーブを加えて缶ごと加熱。
レモンを搾るイメージで柑橘の辛口白がよく馴染みます。
樽香のある白に寄せたい時は?
サーディンにパルミジャーノ等のチーズをのせて加熱。パン粉・マスタード・黒胡椒を
ひと足しすると、樽香のある白のコクとぴったり合います。
赤ワインで楽しむなら?(和風アレンジ)
醤油やポン酢をかけて加熱し、仕上げに青ねぎ・かつおぶし。
軽め~ミディアムの赤が違和感なく寄り添います。きのこや長ねぎの追加もおすすめ。
温度の目安(マヴィ推奨)
白 10–12℃/泡 8–10℃/赤 14–16℃。
冷やしすぎは香りが痩せるため、香りが立つ“やや高め”を基本に。
日仏の専門家によるボジョレーヌーヴォー2025のテイスティングコメント
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